[喜望峰とケープポイント/Cape of Good Hope & Cape Point]
「アフリカの南端」として有名な喜望峰。15世紀末、バスコ・ダ・ガマがインド洋と大西洋を隔てるこの岬を回って航海し、インドまでの航路を開拓。ヨーロッパとアジアの交易の道を開くいっぽうで、列強の侵略と植民地化、奴隷貿易などの時代のはじまりともなった。
全景を見たいという人は、かつて使われていた古い灯台が展望台となって残されているケープポイントへ。ケーブルカーで頂上にのぼると、天気が良ければそこに喜望峰の姿が見える。周辺は喜望峰自然保護区となっており、車が走るそばを、悠々とダチョウが歩いていたりという光景も。特にケープポイントの駐車場などでは、食べ物目当てにヒヒが出没してけっこうコワイので、ご注意を。