▼ピラミッド群を探訪▼
 エジプトといえば、やっぱり「ピラミッド」。このコースでは、有名なギザの3大ピラミッドだけではなく、サッカラの町にある世界最古のピラミッドを訪れる。4600年以上も前の建築物・ピラミッドづくしのこのツアーで、「エジプト文明」の一端にも触れてみた い。
 朝5時に起きて、ポートサイドより南西へ。バスに揺られること4時間、ようやくサッカラの町に到着。階段ピラミッドに付属する葬祭殿の入口だ。ここは保存状態が良好なことで知られているそうだが、これほどキレイに残っているとは驚きだ。これから対面するピラミッドにも期待がふくらむ。
 葬祭殿を抜けると、そこには世界最古の石造建築物・高さ60メートルにもなる階段ピラミッドが。これは、古王国第三王朝ジェゼル王の墓で、王の魂を天に導くために階段状にしたという。ギザのピラミッドよりも100年くらい前に築かれたものだ。
 初めて目にするピラミッドは正確な四角錐ではないけれど、広く閑散とした土地に悠然と建っているさまが圧巻だ。
 葬祭殿を抜けると、そこには世界最古の石造建築物・高さ60メートルにもなる階段ピラミッドが。これは、古王国第三王朝ジェゼル王の墓で、王の魂を天に導くために階段状にしたという。ギザのピラミッドよりも100年くらい前に築かれたものだ。初めて目にするピラミッドは正確な四角錐ではないけれど、広く閑散とした土地に悠然と建っているさまが圧巻だ。
 エジプト文明の名品をお土産に――ということでパピルス屋さんへ。古代の王や妃、シンボルなどが描かれている。お土産物屋さんというより、ちょっとした「画廊」といった雰囲気だ。
 写真は、パピルスの作り方を紹介しているところ。草の茎から作られる紙はとても丈夫で、ちょっとの力では切れたりしない。宮殿、ピラミッド、それからパピルス。滞在時間は短かったが実に濃密な1日だった。
(高橋真由美)
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