▼ギザのピラミッドと博物館▼
 エジプトといえばピラミッドとツタンカーメン、そしてミイラ!その全てを見てまわるこのツアー。早朝5:30に岸壁に降り立ち、見事な朝日に見送られてカイロへ出発してから3時間。次々と目の前に現れる、歴史の教科書で見た副葬品や景色に、夢のような気分を味わった。そんな1日をレポート。
 このド迫力!最初に訪れたカイロ博物館の見所は、ご存知「ツタンカーメン王」の黄金マスク。薄暗い部屋の中でライトに照らされる様子はとても神秘的。
 もう1つの見所のミイラ室には10体ほどのミイラが眠っていたが、残念ながら撮影禁止。中には髪の毛まで残っ ているミイラもあり、参加者たちはおそるおそる、でも興味深そうに覗きこんでいた。
 ピラミッドは砂漠の中にあるというイメージを持っていた私たちにとって、街の風景の中にとけこんでいたピラミッドはなんだか不思議な感じ。ピラミッドの近くまで行って見えてきた茶色い砂漠には観光客用のラクダが何頭も。
 人類史上最初の「紙」、パピルス。パピルス屋さんでは、その作り方を実演してもらった。ほうきのような形の植物を切って、水分を抜き、平たくのばすと出来あがり。世界で一番古い紙の作り方は、意外と簡単そう。
 夕食をとるために入ったレストランの入り口では、かまどでパンを焼いている。インドのナンを少し薄くしたような「エイシ」というこのパンは、中にお肉や野菜をはさんで食べるのだ。出来たてはアツアツですごくおいしい!この日は気温44度という暑さでした が、そんな暑さの中でもたくさん見てたくさん食べた、満足の1日だった。
(木原まなみ)
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