第41回ピースボート地球一周クルーズ寄港地インフォメーション

[ハンバーガー/Burgers]
 アメリカの国民食といえば、やっぱりハンバーガー。マクドナルドももちろんあるが、ほかにも個性豊かな専門店がいくつもあるのでお好みで試してみて。

[デリ/Deli]
 忙しいニューヨーカーの強い味方、ニューヨーク流の「お総菜屋さん」がデリ。サラダ、パスタ、肉料理、魚料理、炒め物、デザートなど多彩な料理が並び、好きなものを好きなだけ選べる。テイクアウトして公園で食べるなんていうのもおすすめ。

[ステーキ/Beef Steak]
 お肉好きの人なら、滞在中、一度はステーキ屋に足を運んでみてもいいかも。日本ではなかなかお目にかかれない、ぶ厚〜いステーキが運ばれてくる。ただし味のほうはお店によってかなり差があるので、ガイドブックなどで事前にチェックしよう。

[チーズケーキ/NY Cheese Cake]
 こってり味が人気のニューヨークチーズケーキ。たいていのレストランやカフェには置いてある。かなり甘くてカロリー高めのものが多いので、飲み物はアメリカ人っぽくノンシュガーでバランスをとるのがおすすめ。

[日本食/Japanese Food]
 ニューヨークの日本食レストランの多さは、「石を投げれば日本食レストランにぶつかる」と言われるほど。特に最近は、質にもこだわったお店がたくさんあり、中でもお寿司は、海に近いこともあって新鮮なネタが楽しめる。現地で発案された、ちょっと変わりダネのお寿司も話の種にどうぞ。
  また、世界でも指折りの多民族シティだけあって、多国籍な味が楽しめるのもニューヨークのいいところ。中華料理、韓国料理、ベトナム料理…ハーレム地区などで食べられる、アフリカン・アメリカンの「ソウルフード」もおすすめだ。

[美術館グッズ]
 ニューヨーク近代美術館、グッゲンハイム美術館、メトロポリタン美術館…個性豊かな美術館が建ち並び、「アートの街」としての顔も併せ持つニューヨーク。それぞれの美術館では、収蔵されている名画を集めた画集をはじめ、さまざまなオリジナルグッズを販売している。センスのいいものがたくさんあるうえ、日本ではなかなか手に入らないものが多いのでおすすめ。美術館のショップのほか、街中の「ミュージアムショップ」でも購入できる。

[NYヤンキースグッズ/New York Yankees Goods]
「ゴジラ」こと松井選手が移籍したことで、日本でも一気に注目度の高まったNYヤンキース。ユニフォーム、キャップなどが人気のお土産になっている。

[グラウンド・ゼロ/The Ground Zero]
 2001年9月のNY同時多発テロ事件で崩壊した世界貿易センタービル (WTC) の跡地。高層ビルが立ち並ぶマンハッタンの一角に、約200メートル四方の空き地がぽっかりと広がっている。
  跡地の利用をめぐっては、さまざまな議論もなされていたが、今年2月、ニューヨーク市はドイツの建築家グループによる高層ビルの建設計画を採用することを決定した。「世界を変えた」とも言われる事件の意味をもう一度考えてみるためにも、滞在中、いちどは訪れておきたい。

[国連本部/United Nations Headquarters]
 イーストリバー沿い、色とりどりの加盟国の旗たちがはためく国連本部ビル。その敷地内は、どこの国の領土でもないとされ、治外法権が認められている。
  中はツアーに参加して見学することができる。国連のあゆみや現在の取り組み、そして国際社会の中で果たすべき役割などについて話を聞いてみよう。地下には国連グッズなどの土産物を扱うショップがあって、ここでしか買えない切手もある。「平和」の思いを込めて、友達や家族にカードを出してみては?

[自由の女神/The State of Liberty]
 米国の独立100周年を記念してフランスから贈られた「米国のシンボル」。ロウアー・マンハッタンとフェリーで結ばれたエリス島に立っている。2003年 4 月現在、女神像自体への入場は禁止されたままだが、周りは公園になっているので、晴れた日ならピクニックも気持ちよさそう。女神像の写真を撮るならフェリーの上からがベストポジションだ。
  そして、そのそばに位置するエリス島での見どころが移民博物館 (Immigration Museum)。映画『タイタニック』にも登場した、かつての移民局入国審査所がそのまま博物館になっている。大勢の人々がつくり上げた「移民の国」の歴史にふれてみよう。
[寄港地担当者より]
 NYは僕が子ども時代を過ごした街。だから、僕にとって何が何でも担当したかった寄港地のひとつでした。世界的にも有名な街だけに、その名前自体がひとつの「ブランド」のように扱われがちですが、そこに住んでいるのは、僕らと何も変わらない、「普通」の人たち。特別な街ではない、普通の街としてのNYをぜひ見てみてほしいと思います。2001年の同時多発テロ事件の跡地、グラウンド・ゼロへの訪問では、あの事件が人々にどんな衝撃を与えたのかについても考えたい。
  もちろん、華やかなブロードウェイを歩いたり、ジャズの演奏を楽しんだり、自由の女神を見上げたり…それもまた、大事な「NY体験」。3日間の滞在をバランスよく使って、この街がもついろんな「素顔」を知ってもらえればと思います。
(伊知地亮)

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