▼一日サファリ体験▼
 早朝から日帰りでツァボ国立公園にてサファリ体験。港よりミニバンに分乗して片道約3時間、サバンナを抜けるとそこには野生の王国が広がる。少し慌ただしくもあるが、存分に大自然を満喫した1日をレポート。
 船がキリンディニ港に着くと、白くて小さなバンがずらりと並んでいた。これからこのバンに乗ってケニアの雄大な大地、ツァボ国立公園での一日サファリ体験の始まりだ。
 バンは6人プラス現地のガイド兼ドライバーさん。道がでこぼこしていて、車が激しく上下に揺れる。そんな揺れも心地よく感じ、ケニアの町並みを見ながら進んで行く。天井を上げて、その隙間から顔を出して動物を探す。早く動物に会いたいという気持ちで、車内は大騒ぎ。
 途中休憩で寄ったお土産屋さん。ケニア「名産」ジャンベに興味を示す人たち。全て手作りのため、自分の気に入る音を入念に探す。お店の人との値段交渉も、どこか楽しげ。いくらかかっても、ここでしか手に入れられないと思うとやっぱり欲しくなっちゃうのかも?
 よーくこの写真を見て下さい。遠くにインパラがいる、らしい。私達には見えないぐらい遠くにいる動物を、ドライバーさんはいとも簡単に見つけられるのだ。彼らの目の良さには、まったく驚かされる。
 ツァボ国立公園と言えば、ゾウがいっぱいいることで有名。私達もこんな間近に発見!普段は動物園で檻の中にいる動物しか見ることの出来ない私達にとって、こんなことは滅多にない。車内ではシャッターの音が鳴り響く。地平線の見える公園内を走り、全身で大自然を感じることができた。
(梅原翠)
モンバサ寄港地レポートインデックス41回クルーズレポートインデックス