▼「野生の王国」サファリ満喫▼
 ケニアの魅力はなんといっても、動物達に会えるサファリ。サファリを体験するツアーがいくつもある中、これはツァボ国立公園の中にあるロッジに1泊するというものだ。サファリの中のロッジ…果たしてどんな生活なのか?
 朝早くモンバサを出発し、午前中はひたすら、サファリへの移動。午後はようやくツァボ国立公園でゲームドライブだ。1日中車に揺られ、疲れ切ってのチェックイン。お腹も空いたが、その前に、国立公園や自然保護についてのレクチャーをうける。30分ほどだが、陽が落ちて薄暗いロッジの中では、ついうとうとと。
 早朝は動物たちに会えるチャンスも多いよ! ということで、朝5時30分、モーニングコールならぬモーニングノックに起こされる。
 部屋に電話もアラームもない為、ホテルの人が各部屋をノックして回っているのだ。眠い目をこすりながらそれでも起きてくるのは、やっぱり動物見たさのため?
 南半球にあるケニア、ただいまの季節は冬。朝晩はとても冷え込む。厚手の上着を着込んでいざ、早朝ゲームドライブへ出発。これからどんな動物に会えるのか、ワクワクしてくる。
 ロッジの目の前には、動物たちの水飲み場が。昼食のためロッジにもどってくると、動物たちも水を飲みにやってきていた。日中の強い陽ざしの中で、気持ちよさそうに水を飲んでいる。「ロッジの外にサファリがあるのではなく、サファリの中にロッジがあるのだ」ということを再認識した。
(高橋真由美)
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