▼「ココナツの大地」をゆく▼
「ケーララ」とは、「ココナツの大地」という意味。美しい水郷地帯の遊覧と、海辺のリゾートホテルに宿泊し、民族舞踊やアーユルヴェーダ・マッサージなどで、これまでの旅の疲れを心身共にリフレッシュする2日間となった。
港からバスに揺られること1時間半、アレッピーの町に到着した。バックウォーターと呼ばれる入江の水郷地帯を2階建てのボートで遊覧する。
残念ながら天気に恵まれなかったが、どうせならと雨具を着込み2階の席へ。ヤシの木の生い茂る中をゆったりと1時間、この水は1年のうち6ヶ月は淡水、6ヶ月は海水になり、雨期の現在は海水だ。
本日の宿泊先「マラリ・ビーチ・リゾートホテル」に到着。レイとココナツジュースの歓迎を受ける。チェックインまでのひとときだが、レイの心地よい香に包まれて、こんな所でも癒されたみたい。
夕食後は民族舞踊の観賞。2000年前から続くというこの舞踊、生の演奏と歌声に合わせて、3人の女性が踊る。きらびやかな衣装に重そうなジュエリーの数を身にまとい、両足首に付けた鈴が動きに合わせてシャンシャンと響く、すごく幻想的な雰囲気だ。
順番でアーユルヴェーダ・マッサージへ。たっぷりと1時間程かけて、全身をゆっくりマッサージしてもらった。
写真はマッサージに使われるオイルの原料となるスパイス。ここには75種類あり、すべてケーララで採れたものだ。まさに身も心もリラックス。これからの旅にむけてたっぷり充電できた2日間だった。
(高橋真由美)
コーチン寄港地レポートインデックス
/
41回クルーズレポートインデックス