7月18日 船内トピックス
寄港地で買いすぎてしまったお土産物や食べ物、日本から持参したものの、今となっては不必要なもの。売る側、買う側、利害の一致で気持ちよく物々交換をおこなう一角があった。
みんな、品物の思い出を語り合いながら交渉を進めていく。売り物とはいえ、思い 出の品を手放すのはどんな気持ちなのか。新しい持ち主に大切に扱われるだろうか。持ち主が替わるたびに、「物」にも思い出が増えて行くような気がする、そんなひととき。
(高橋真由美)
スエズ運河のこの日、洋上語学講座「GET(グローバルイングリッシュトレーニング)」の先生と生徒たちが企画した「カルチュアルデイ」。
スエズ運河を横目に、プールデッキにておこなわれた。乗船者の国籍の数だけ出されたブースでは、その国に関するクイ ズをしたり、楽器を演奏したり、伝統的なダンスを披露したり。GETを受講していない人も先生たちと仲良くなるいいチャンスになったみたいだ。
(高橋真由美)
ギャラリーの視線を受けて、心なしか緊張した面持ちの茶の湯客。姿勢をピンとのばして、お茶が点つまでの間には和菓子をいただく。スエズ運河の上でお茶会、とはなんとも雅びなひとときだ。茶道の心得のない参加者も、これを機に日本の伝統文化「茶道」に目覚めた、かも?
(高橋真由美)
いいままで自主企画で作られてきた"ひもで作った草履"や"紙で編んだカゴ"。これらの展示や、今まで撮影されたビデオの上映などがおこなわれた。その名もスエズ運河にあやかって「きてみてスエズ」。
ピースボートのプロジェクトのひとつ、エコチームによる 紙すき体験なども行われ、参加型の作品展となった。今まで参加していなかった人も、これらの作品には感心。「これならやってみたいなあ」なんて声も。これで、新しい仲間も増えそうだ。
(小島文子)
スエズ運河通過日は、通常の企画はお休み。ということは、ふだん講座に使われる、広ーいスペースが空くということだ。そこでおこなわれたのが、乗船者の西崎すみ子さん主催の「オリジナルファッションショー」。
モデルももちろん乗船者。着物の古布を西崎さ んが洋服にリメイクした服は、着やすいだけでなく、モダンで遊び心まである。"お腹が隠れる""腰が隠れる""家事のしやすい袖丈"などの説明には、会場のお母さん世代からの「おお〜」という感嘆の声も…。
(小島文子)
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