7月2日 船内トピックス
船上では、寄港地前に現地のダンスレッスンが開かれている。アフリカ到着前のいまは南アフリカの「ガンブーツダンス」。これはアパルトヘイト時代、炭坑で重労働を課せられていた人々が、生きる意欲を見いだすために始めたダンスだとか。何も持っていなかった彼らだが、自分たちがはいていたガンブーツ(長靴)で踊ったそう。足を手でたたいたり、上半身を激しく動かすのが特徴のこのダンス、ケニア寄港前日に発表会をやる予定だ。
(小島文子)
毎日なにかのイベントがある船内生活。だけどそんな中、マイペースに過ごしている人たちもたくさんいる。ピースボートスタッフ・平山雄貴が、そんな人たちとお友達になろうと呼びかけた。
「キャビンから毎日出てますかー?」「友達つくってますかー?」。集まったのは数人。だけど平山が「楽しい船内生活はまず挨拶から」と、すれ違いざまに笑顔で挨拶する練習を始めたのにはちょっとめんくらってた、かも。でも、今度廊下で会ったら挨拶交わしましょうね!
(木原まなみ)
インドを出航した翌日、次の寄港地はケニアだ。ということで、水先案内人のピーター・オルワさんら3名ががスワヒリ語講座を開催している。今日は第1回目ということでまずは一通り簡単な挨拶のレクチャーを受け、その後は参加者同士ペアになって自己紹介に。初めはみんな恥ずかしそうだったが、最後にはみんなでスワヒリ語の歌を合唱し語学講座にしては賑やかなものとなった。
(日並巧一)
現在、すべての船内企画は、ふたつの企画チーム「海」と「空」が、ディレクターからアドバイザーなど、何らかのかたちで関わっている。今夜は、海チームの今後の船内企画案をまとめてうち出し、興味を持った人を集めようというミーティング。
「サルでもわかる国際情勢」、「船旅の悩み相談受けつけます」などさまざまな企画案が出される中、プールデッキで夏祭りをやりたいという意見が出た。夏祭り、といえば盆踊り。すぐに体が動き出す。もうすぐ、船上に楽しい夏がやって来る。
(中村充利)
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