第40回ピースボート地球一周クルーズレポート
3月10日 船内トピックス
 いよい3ヶ月の旅も終わりに近づき、船内では住所交換、荷造りなどが行われ、完全な「帰国モード」。一方、ほとんどの人が、日本のニュースに疎くなった「浦島太郎さん」状態。気になる今の日本、世界の状況はどうなっているのか、ということを、ピースボートスタッフ伊知地亮が「アメリカによるイラク空爆」を中心に話した。
  これに対し「ピースボートでも何かやろう!」ということに。結果、帰港時には参加者有志で「No War On IRAQ」と書いた横断幕をデッキに掲げようということが決まった。また、その布を買うための募金に協力してくれる人も。果たしてどんな幕ができあがるのか――。
(藤森美里)
 40回クルーズももうすぐ終わり。それに先駆けて、屋台「波へい」は今夜で暖簾(のれん)をおろす。
  毎晩、日本の味を楽しませてくれた屋台の閉店を惜しみ、多くの人が集まった。すっかりお馴染みになった味を楽しみつつも、クルーズの思い出話は止まらない。
(小林祥子)
 本日、洋上語学プログラム「GET」の卒業式が和やかにおこなわれた。参加者にとっては、英語・スペイン語とともに過ごした3ヶ月であると同時に、フレンドリーな先生たちと一緒に過ごした3ヶ月。その思い出に、なかには涙を浮かべる人も。
  全員に卒業証書が手渡されると、英語クラス・スペイン語クラスの代表が挨拶し、クラス毎に集まって記念撮影。みんな、晴れやかな顔だ。
(廣田武郎)
 たくさんの人とゴスペルを歌いたい!そんな思いから結成された「101匹ゴスペル」。
  さすがに101人は集まらなかったものの、参加者はベートーベンの「第九(喜びの歌)」をもとにした「Joyful Joyful」を熱唱。ハーモニーがきれいに決まった時には、思わず笑みがこぼれてしまう。
(守友祐子)
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