3月8日 夏祭り
ポンペイ出港後おこなわれた「洋上夏祭り」。突然のスコールにも負けず、さまざまな催しものがおこなわれた。最終寄港地を出港した時に感じたちょっとしたさみしさも、このお祭りでふっとんだようだ。
まずは、無事に出港できたことを祝って、ネプチューンデッキにてシャンパンの乾杯!シャンパンのシャワーが吹き上げる中、賑やかに夏祭りが始まった。
お祭りといえばつきものの「屋台」。デッキには、焼きとうもろこし、焼きそば、かき氷、冷凍ミカンの出店が並んだ。出店を楽しみにしていた人も多く、屋台の前には長い行列が。船上での屋台の味が、これまた、ウマイ!
和太鼓に合わせて盆踊り。定番の浴衣姿や、寄港地で購入したパレオと花飾りをつける人、みんな思い思いの格好で楽しんだ。
夏の風物詩、流しそうめん。麺を手に登場した女性に、参加者は大喜び。節をくり抜いた竹を流した麺が流れていく。みんな我先にと冷たい素麺に箸をのばし、舌鼓をうっていた。
ダチョウの卵って大きくて、すごく固そう。そんなダチョウの卵を割ろうと集まったのは力自慢の参加者。中には「精神パワー」で割ります!と断言する人も?さあ、気合いを入れて。えいっ!
最後まで賑やかなまま、幕を閉じた夏祭り。次の港はいよいよ、東京・晴海港――。
(小林祥子、廣田武郎)
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