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パタゴニア・フィッシング
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プエルトモンの北部にあるジャンキウエ湖で、サーモンやニジマス釣りを楽しむこのコース。今ではプエルトモン名物となっている「サーモン」も、もともとこの地にいた魚ではなく、日本から「友好親善の印」として送られた「鮭」が繁殖したのだとか。釣った魚はもちろん新鮮な昼食の材料。これを、ビール工場で購入した地ビールと一緒に美味しく食べよう!だが、果たしてうまくいったのか…?
小舟に乗り込み、いざ出陣。今の時期は水量が少なく、オフシーズンとのことだが、「下見の時には30分で4匹釣った」というスタッフの話を聞くと期待は膨らむ。
ところが、待っても待っても全く当たりが感じられず、眠ってしまいそうなくらい「暇」。結局、収穫は、40人全員合わせてもたったの5匹。5匹中2匹がサーモンで3匹がニジマス。結果は散々…。
郊外にある小さなビール工場はなんとプレハブ!ここで造られる「コロノビール」は、一本一本手作業で瓶詰めされ、年間一万本が精一杯という製造量。プエルトモン市内の店でも珍しい品だとか。
また、無添加で製造されるため、賞味期限も2ヶ月間。日本ではきっと出逢えない、かなり貴重なビールといえる。味は上々で、参加者の評判はよかった。
湖のキャンプ場に戻って昼食。たくさんの肉や魚、貝などが並ぶバーベキューに、釣れなかったことも忘れてご機嫌。写真は、右が買ってきたサーモンで、左の小さな魚が参加者が釣ったサーモン。大きさに差はあっても、やっぱり釣った魚を自分で食べるのは格別。「やっぱり自分で釣りたかった!」なんていう心残りはあるものの、最高の食事でお腹はいっぱい。終わりよければすべてよし、って言うでしょ!?
(寺田満実子)
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