現地の人と交流することで「生きた」英語を学ぼうという『GET(グローバルイングリッシュトレーニング)』。初めてのチャレンジプログラムが香港でおこなわれた。
内容は、それぞれのグループにクイズが与えられ、答えを探して現地の学生たちと香港の街を歩き回るというもの。自分のグループに与えられた問題は「ヒルサイド・エスカレーターの全長は何メートル?」。パートナーはもちろん、英語がペラペラだったけれど、自分は単語を並べただけのつたない英語がほとんど…。それでも筆談やジェスチャーでコミュニケーションをとり、なんとか課題をクリアすることができた。
結局、思っていることの半分も伝わらなかったが、お互いの気持ちは伝わった気がした。メールアドレスを交換し、笑顔で握手を交わすと涙が出そうになった。今度彼らに会うときには、もっと話せるようになっていたい。
(飯田俊介)
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