1月15日 ブラジるんだぁ〜子どもたちは、なぜ路上へ?〜
/下郷さとみ(フリーライター)、ジョゼ・アラウージョ(GIV代表)
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次の寄港地ブラジルに向けての講座「ブラジるんだぁ」の第二弾。元ストリートチルドレンだった、というジョゼ・アラウージョさん自身のお話を交えながら、ブラジルのストリートチルドレンについて、そして彼らをとりまく環境など、「豊かな国」ブラジルが抱える「貧富の差」について下郷さとみさんが語ってくださった。 |
「同じ国、ブラジルに住む中産階級の人々の中には、ファべーラ(スラム)に住む人々に対して『自分の努力が足りない。自業自得だ』という言い方をする人が多いです。しかし、人間は希望を持つことで努力できるものではないでしょうか?将来の展望がない中でしか生きていけない人々に対して『努力が足りない』という言葉をかけることはできません。貧困という大きな問題の影響を一番受けているのは子どもたちです。その子どもたち、一人一人にも夢があるはずです。彼らが具体的な夢を描くためにその手本となるものが必要です」。 (小林祥子)
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