第40回ピースボート地球一周クルーズレポート
1月7日 船内トピックス
 デッキにあるテーブルの上にずらりと並んでいたのは「太鼓」。これは先日の寄港地・ケニアで、参加者が購入したもの。日干しにしないとノミやダニが発生してしまうという話を聞き、急いで太鼓をデッキに集めたのだけど、本日はあいにくの曇り。結局、各自の部屋できちんと袋に入れて保管しておくことになったのだった。
(河地涼子)
 毎日食べているレストランの料理は、どのように作られているのでしょう?今日はその現場をのぞける「キッチンツアー」が開催されました。「お米を炊く際には、海域によって水質が違う為、浄水器を使用するなどの配慮をしている」、「おせち料理の材料の発注は前回クルーズ中に船上からおこない、折り詰め作業はキッチンスタッフ全員で流れ作業でおこなった」などの裏話のほか、長く乗船している伊東総料理長は、お連れあいとの時間もなかなかとれず、晴海出航の12月10日になって、やっと2時間だけ会うことができた…なんていうプライベートなお話も。
(平野弥生)
 スポーツジム前では現公務員・元公務員同士が集まっての親睦会「公務員集まれ」が開かれている。この日の参加者は10名。「公務員」らしく21時きっかりに始まったこの企画には、元消防士、非常勤で遺跡発掘調査をやっている方、4月より海上保安官に就任する女性、27年間事務職を勤めたのち退職した方など、多彩な顔ぶれが集まった。しかし、おりしも世は政府予算削減の頃。新卒の採用減、給与削減など、なんだかキビシイ話題も…。
(吉野浩樹)
 特許と命にはどう関わり合いがあるのか?水先案内人林さん監修の寸劇がHIVに関心のある有志(地球大学生)により上演された。エイズ薬にまつわるアメリカやWTOの特許を強固に守ろうとする姿勢、それに対し命を重視し特許を無視して自国で薬を製造したブラジルの対応などが分かりやすく説明された。日本ではあまり意識されない製薬に関する特許というものを知る良い機会になった。
--船内ニュース--
南アフリカで生きる女たち〜13歳のシングルマザー〜
小林カツ代、命を語る
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