船内ニュース
2月4日 氷河祭
 安息日の今日は「氷河祭」がメイン企画です。特別に許可を得て採集してきた氷河の氷の披露にはみんなが注目。他にも「寒いギャグ」選手権・かき氷早食い競争などのイベントで賑わったり、または小プールにお湯を張った露天風呂や氷河カクテルを楽しんだり。偶然、大きな氷山が船の近くを通って歓声があがる場面も。たっぷり氷河を満喫した一日となりました。
 チリ政府の特別許可により、氷河までボートを出して氷を採集することができました。大漁旗を掲げて入場してきた「氷収集隊」を拍手でお迎え。それに同行した水先案内人・後藤和夫さんが撮影したビデオの上映会も近々行われる予定です。
 南半球は夏なのに、フィヨルドを吹きぬける風は冷たい。200万年前の氷で冷やされた水を頭からかぶって始まったのは「禊(みそぎ)」。ふんどし一丁で頑張る彼らの姿は、勇ましいのか、それとも負けず嫌いなだけなのか…?
 キッチンスタッフの弓良修作による「バー・ゆみら」。毎日600人分の御飯を炊いている彼だが、この日ばかりはバーテンダー。
  ここでも、氷河の氷を使ったカクテルが大人気。開店と同時に長蛇の列ができました。普段あまりお酒を飲まない人でも、「思い出に」と200万年前の氷を使ったオン・ザ・ロックを楽しく味わっていました。
(富川寛美、守友祐子)
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