船内ニュース
12月22日 ピース・ボディへの道〜私は何故船に乗ったのか〜/大沢則夫(鍼灸師)
 「クリスマスや正月にピースボートに乗る人は日本にいられない理由があるはず(笑)。そんな人たちに会おう」という水先案内人の大沢さん。第一回目の今日は、参加者に船に乗った理由を尋ねるところから始まり、最後は「握手をすると相手のことを一層身近に感じることができる」ということで、恒例の握手大会。
 3ヶ月に及ぶ船内生活では、楽しいことから苦しいことまでいろいろな経験ができる。ここではそのことについて語った大沢さんのコメントを紹介する。
 「病と病気とは分けて考えていただきたい。苦しいと感じるのは人間だけのサガで、大脳の働きです。それを『人生のバネ』になるとプラス方向にとらえれば、例えば階段から落っこちてしまった、病気になってしまったということはその時は非常な苦しみですが、そのことで普段は味わえない貴重な体験を得られます。苦しみなどにであったときにちょっと発想を変えてみると案外楽しい冒険だったりします。」
(中村真美)
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