10月15日 魔法の島ガラパゴス〜動物の王国〜/小林隆平(ギタリスト) |
ガラパゴス諸島に魅せられ、ツアーの添乗まで務めているという水先案内人・小林隆平さん。そんな隆平さんが、ガラパゴスが辿った歴史や今抱えている問題と魅力を、映像を交えつつ語ってくれた。 |
「ガラパゴスといえば、かのチャールズ・ダーウィンが『進化論』を書くきっかけになった島ということで知られています。
この島々は、海底火山によってできたものであり、一度も大陸とつながったことはありません。ここの動物たちは、海流に乗ったり、飛んできたりして住み着いた動物なんです。それらがガラパゴスの環境に自分を適応させ独自の進化を遂げた結果、今この島々にいる動物の50パーセントは、ガラパゴス固有のものです。
しかし16世紀以降、頻繁に人間が出入りするようになり、ゾウ亀は格好の食料として乱獲されました。また、人間が持ち込んだ動植物は、この島の生態系を壊しつつあります。ガラパゴスは世界遺産としても価値があるだけでなく、動物たちを見ていると『地球がこんなに平和なのか』と考えさせられるところでもあるのです。」
(関口裕美)
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