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仏領ポリネシア (French Polynesia)
タヒチ語、フランス語
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・解説 |
紀元前に、東南アジアから来航した人々が定住し、ポリネシア文化が栄える。17世紀ごろからヨーロッパ人との接触がはじまり、18世紀からはイギリス、そして19世紀からはフランスの支配下に入った。1957年、それまでの「仏領オセアニア」が改名して「仏領ポリネシア」となった。
フランスからの独立を訴える声が根強いいっぽう、フランスの援助金なしには立ち行かない依存経済も大きな問題となっている。1966年から、タヒチ近海のムルロア環礁がフランスの核実験場となってきたが、1995年、シラク大統領が実験を再開、世界的な非難を浴びた。 |
タヒチアンの挑戦 |
このコースで訪れたのは、タヒチの先住民族マオヒの人びとによるNGO「ヒティ・タウ」。今なおフランス領であるタヒチで、昔から伝わる農作業の技術を若い人たちに教え、マオヒの「経済的自立」と独立を、また、それを通じて、マオヒのアイデンティティを取り戻すことを目指し活動している。
これは、実際に農作業を体験させてもらったり、フランスが繰り返したムルロワ環礁での核実験による被爆者の方から証言を聞いたり、というコースだ。
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『楽園』タヒチに生きる人たち |
美しい海が広がり、「楽園」というイメージの強いタヒチ。しかし、フランス政府によって、土地や伝統的文化を奪われた先住民族のマオヒや、フランスがおこなった核実験の被害に苦しむ人々もいる。
これは、マオヒの伝統的な歓迎を受け、彼らの文化に触れつつ、核被害などに苦しむ人たちの話を直接聞くというコース。あらためて「タヒチ」という土地について、いろんな面から考えさせられた2日間だった。
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