第39回ピースボート地球一周クルーズレポート
ボラボラ

国名
仏領ポリネシア (French Polynesia)

ことば
タヒチ語、フランス語  
・解説
 タヒチ本島から飛行機で1時間ほどの距離にある、環礁に囲まれた美しい島々がボラボラ。ふたつの山を中央に抱く島影、色濃い緑、そしていまや「ボラボラ」の象徴ともなった水上コテージが、なんとも表現できない夢のような光景を作り出している。日本からの観光客も多いが、大半が新婚旅行客などのカップル客だという。
 争い事とは無縁かのようにも見える「楽園」だが、第二次世界大戦中には、日本軍による侵攻を恐れた米軍が基地を建設し、5000人ともいわれる米兵が進駐していたことは、あまり知られていない事実だ。

ボラボラの海でクルージング
 カタマラン(双胴船)に乗り、半日かけてボラボラの海岸をクルーズするコース。とっても美しい景色を堪能したあと、船は海岸付近に停泊。そこからそのまま、海水浴へ。深さ約2メートル、澄み切った海水での中でシュノーケリングを楽しみました。このあと、パレオの着方や簡単な民族舞踊の講習会もあり、カタマランの中はおおいに盛り上がりました。
(宮崎祐)

ラグナリウムで遊泳体験
 写真は『ラグナリウム』という天然の水族館。海の一角を網で囲って、魚たちと一緒に泳ぐことができるのだ。ラグーンにつくられたラグナリウムで泳ぐこのコースでは、シュノーケリングだけでなくサメやエイのフィーディングを楽しむ人も。目が覚めるような美しいボラボラの海を満喫したコースになった。
(関口裕美)

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