船内トピックス(2)
 「シーさん」こと白坂さんによる自主企画『よみ書道楽』。若い人に苦手意識の多い書道を、固くならず楽しんで習得してほしいと、筆ペンを使っての書道教室を開催。
 集まった顔ぶれもさまざまで、「写経をしてみたい」という人、「字をきれいにしたい」という人、そしれなぜか、「自分の本にサインをするとき、どうせなら筆でカッコ良く書きたい」という水先案内人の姿も…。
 老若男女の「生徒」たちに、シーさん自身も楽しんで指導している様子。上達のコツを聞いてみたら、「ボールペンは一定の力で書くけど、筆文字はもう少し細かな力の入れ具合と抜き具合が大切」とのこと。
 地球大学UNIT1「地球の資源は誰のもの?」で、水先案内人・田中優さんを講師に、環境問題について学んだ地球大学生たちが、そいの「成果発表」もかねてクイズ大会を開催。
 ゴミなどの身近な「環境問題」に関するものから、ホームステイしたマレーシア・サラワク州先住民族の暮らしに関する映像を交えたものまで、バラエティ豊かな問題が登場した。豪華賞品をねらう出場者たちの中には、真剣に悩む姿あり、カンや勢いにまかせて回答する姿あり…。
 明日はケニアに寄港ということで、ケニアで公用語として使われているスワヒリ語の講座が開かれた。
 講師のミオさん曰く、「言葉は使う時の事を想像して練習すると身につきます」との事。ケニア人気質を表している、として有名な『ハクナマタタ(=Don't mind、どうにかなるさ)』や『ジャンボ(こんにちは)』の挨拶をはじめとして、ちょっとした会話練習まで、講座の内容は盛りだくさん。明日にそなえて必死にメモをとる姿が目立った
 水平線に太陽が沈み、辺りが暗くなってくると、空にはたくさんの星が輝きはじめる。そんな星空の下で行われた自主企画「星座の見つけ方。
 現在、定められている星座の数は88。講座の中では、比較的分かりやすいというオリオン座や北斗七星を中心に、大犬座、子犬座、乙女座、しし座、南半球でしか見ることが出来ない南十字星などの見つけ方を教えていただきました。
 今まではただ見上げていた数えきれないほどの星たちも、星座や神話を知ることで、もっと興味深く見えてきそう。
 南十字星が輝く満天の星空の下、アフリカの伝統的な太鼓であるジャンベのリズムに乗って始まった「アフリカンナイト」。
 参加者が持ち寄ったフルートやエレキギターが、海外ゲストのアシルさんが叩くジャンベのリズムに合わさって、ビックリするくらい素敵なアフリカンミュージックが誕生。楽器のない人も、靴を脱いでリズミカルに床を打ちならす。歌と踊りは、果てることなくいつまでも続いた。
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