9月9日 ▼出港式▼ |
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「出航式」は、水先案内人『東京Gyangstar』のメンバーによる、アカペラから始まった。船側・岸壁側双方から呼びかけ合うようにコーラスを重ねる。『東京Gyangstar』は7人組のロックバンド。今クルーズにはうち5名のメンバーが乗船し、船内では参加者と一緒にゴスペルライブをおこなう予定。 |
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オリビア号船長、エフレモフ・バレリーさん。オリビア号で世界各地を巡るだけでなく、参加者ひとりひとりの「こころ」を運ぶ船でありたい、とスピーチ。
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今クルーズ、注目の寄港地のひとつでもあるリビア。ピースボート初寄港、ということもあり、在日リビア大使、アリハメル・ベタンさんがかけつけてくれた。
「皆さんは今から約6週間後、リビアのトリポリ港を訪れます。そこで、リビアの人、環境、気候、歴史を感じてください。滞在中にたくさんのリビアの人に会ってきてください。」
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世界七大陸の最高峰、北極点、南極点を最年少で制覇した冒険家、石川直樹さん。石川さんはかつてピースボートのボランティアスタッフとして活動していたこともある。
「今、地球一周に旅立とうとしている皆さんを見て、自分が長旅に出る前と同じような“興奮した気持ち”を思い出しました。長旅ですから、楽しいこと、悲しいこと…いろいろあるだろうと思います。この世界は多様です。ぜひ、様々なものを見て、それを僕らにフィードバックしてください。」
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スタッフの吉岡達也が、18年間にわたって船を出し続けてきたピースボートを代表して挨拶。
「世界各地で皆さんを待っていてくれる人がいることを思い浮かべてください。僕は、“平和を創る”のは決して難しいことではないと思います。世界を巡る中で、ぜひ、世界中に、できるだけたくさんの友達を作ってください。『自分から関わっていくこと』これが友達を作るコツです。
ピースボートのクルーズは乗っている皆さん全員で作るものです。ぜひ、すばらしいクルーズを作ってください。」 |
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出航を祝う、乾杯の音頭をとったのは今クルーズの水先案内人のひとり、フォトジャーナリストの桃井和馬さん。今回で4回目の乗船となる桃井さんは、「苦しいことがあってこそ、楽しい思い出となる」とスピーチ。
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今クルーズに国際奨学生(International
Student = IS)として乗船したオフィール・フュールスタインさん(イスラエル出身)、リナ・R・ザラティモさん(パレスチナ人)、マーティン・ペトコフスキーさん(マケドニア人)の3人。2日前に来日した彼らは、覚えたての日本語で「日本大好き!」「行って来ます!」と挨拶。
この3人に加え、もう3名のバルカン地域出身のISがシンガポールより合流する予定。 |
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サッカーを通じて交流をおこなうプロジェクト、「ピースボール」のメンバー。今クルーズには、過去最高となる800個のサッカーボールを世界各地へ届ける。
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「船」という特性を生かし、各地へ「援助物資」を届ける活動をおこなっているプロジェクト、「UPA援助」チーム。学用品、衣類、文房具、楽器、パソコンなど、現地のニーズにあわせて集めたたくさんの物資を、各寄港地のNGO団体などに届ける。 |
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