こんな国 |
・国名
ミクロネシア連邦 Federated
States of Micronesia
・ことば
公用語は英語だが、日常的にはチューク語が使われている。
・歴史
17世紀、スペインが近郊の島々とともにチュークの領有を宣言、スペイン領となる。しかし1899年にスペインがこれをドイツに売却し、ドイツ領へ。第一次世界大戦でドイツが敗戦国となると、国際連盟はこの統治を日本に委任。第二次世界大戦が始まると、1941年、日本は太平洋最大の海軍基地をここに設置、チュークは「日本の真珠湾」との異名をとった。第二次世界大戦終結後は米国の信託統治領となり、1986年、米国との自由連合協定が発効。1990年にヤップ、コスラエ、ポンペイとともにミクロネシア連邦として独立するが、経済的には依然米国の援助に頼っており、経済的自立が大きな課題となっている。
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PBでは |
・ シュノーケリングで沈船を見る
チュークの最大の「見どころポイント」ともいえるのが、チューク州政府によって指定された「海底戦跡公園」。透明度抜群の美しい海の底に、第二次世界大戦中に沈んだ100以上もの船や飛行機が点在しているのだ。沈船の3分の1は米軍の包囲爆撃で沈んだ日本の艦船だという。現在も、搭載されていた武器や機械類、遺品などがそのままの状態で眠っている。
・ デュブロン島をめぐる
日本の統治時代「夏島」と呼ばれ(ちなみに船が入港するモエン島は「春島」)、旧日本海軍の連合艦隊基地がおかれ、戦艦大和や武蔵が出入りしていた島。現在も海軍病院の跡などが残る。島の西岸近くには、すすき丸という名の沈船を見ることができる。
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