1月24日
▼ベトナム〜路上に生きる子供たち/
小山道夫(ベトナムの「子どもの家」を支える会・ベトナム事務局長)▼
小学校の教諭だった頃に訪れたベトナムで、ストリートチルドレンの存在にショックを受け、45歳で退職。単身ベトナムへ渡り、親を失った子供たちの施設「子どもの家」をフエ市内に設立。7年半に渡る支援活動の内容を、現在ベトナムの「子どもの家」を支える会・ベトナム事務所長をつとめる小山道夫さんに、子供たちの文集やビデオを交えてお話しいただいた。
「ベトナムでは親のいない子供たちがストリートチルドレンとして暮らしています。そんな子供たちに声をかけて『子どもの家』に来てもらってます。初めは不安がっていた子供たちも今では学校へ行き、明るく元気に過ごしています。
7年半やってきてたどり着いたことは、ひとりひとりの子供を精神的にも技術的にも自立させることが重要だということです。そして、『モノを与える』、ただそれだけの支援では、けっして子供たちのためにはならないということ。あげた側には与えたモノがどう使われているか追跡評価していく義務があるのです。
私が現在おこなっている支援は10年で終わりにする予定です。その後はベトナム人だけで運営していかなければなりません。そのためにも、今はベトナム人スタッフの育成のほか、子供たち自身の手で運営資金を作りだしていけるような工場を設立する準備に力を入れています。」
(九里)
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旧正月スペシャル〜ベトナムBコースでもらったお餅をみんなで食べよう〜
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今日は「旧正月」ということで、午後のお茶の時間には、ベトナム・ダナンから乗船した「青年連盟」の方々お手製の「お餅」が振る舞われた。ベトナムでは日本でいう新年よりも「テト」と呼ばれる旧正月を盛大に祝うのだそうだ。
もちろん「お餅」といっても日本のそれとは味も、製法もずいぶん違う。バナナの葉で餅米と豆を包み、竹の繊維で しばった後、8時間もの時間をかけて茹であげる。日本人には馴染みのない「お正月」だったけれど、寄港日の昨日、ちょうど「大晦日」のベトナムのにぎわいを思い出しながら、異国の味をみんなで堪能した。味の方はご覧の通り、この笑顔。
(生間)
▼船内タイムテーブル▼
1月24日
▼おまけ▼
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