1月22日・23日
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ダナンの若者と大交流
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94年からピースボートと交流を続ける「ダナン青年連盟」の若者たちと二日間にわたる大交流。夜を徹してのキャンプファイアーの後は、それぞれのパートナーと自転車で市街を気ままにツーリング。ベトナムとそこに暮らす若者たちのパワーを実感した、まさに『大交流』の名にふさわしいコースとなった。
船を降りるとさっそく青年連盟の若者による大歓迎。ここで二日間行動をともにするパートナーと初の対面。とにかく彼らの歓迎ぶりにはみんなビックリ。港を出て「ホーおじさん(ホー・チ・ミン)記念館」へと向かう車中では、はじめはちょっと緊張気味だった参加者も、気がつけば一緒に大合唱。
テト(旧正月)を翌日にひかえての「大年賀状作り」。六つのグループに分かれ、ちぎり絵で作った年賀状はそれぞれ個性的。ベトナムと日本の「お正月」がミックスされた、ちょっぴり変わったデザインかも?
「書き初め」や「福笑い」、「着物の着付け」など日本の正月行事を模したブースを出店。中でも一番人気の「着物の着付け」には順番待ちの行列が。あまりの好評ぶりに、着付けを買ってでた参加者は大忙し。それでも彼女たちのうれしそうな笑顔を見てると、そんな疲れもどこかへ。
着付けを終えたら、記念撮影。
でもね、順番待ちしてる子がいっぱいいるから早く着替えてね。
夜はビーチでキャンプファイアー。満天の星空の下、手を取り合い朝まで踊りあかした。とにかくベトナムの若者は歌とダンスが大好き。こちらが疲れて休んでいる間もつねに踊りどおし。「何食べたらあんな風に元気になれるの?」なんて声も聞こえてきたほど。
2日目はパートナーの学生とそれぞれに、自転車や原付バイクで「大晦日」のにぎやかな町中を散策。その後は各家庭におじゃましてお昼ご飯をごちそうになった。
このコースで一番辛いのが別れの瞬間。2日間も行動をともにした友だちとの別れには、つい涙が流れてしまう。名刺や住所の交換、なかには「アイシテルー」なんて声も聞こえる感動の出港シーンとなった。「また必ず訪れたい」、そんなステキな交流コースだった。
(生間)
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