ピースボデーガイダンス〜社会復帰を目指して〜/大沢則夫
シンガポールでいったん下船されて、タヒチから再び乗船いただきました水案、大沢則夫さんによる久しぶりの講座。帰国まで残りわずかということで、船内生活の不摂生を改善する術を学ぶ今後の企画のガイダンス、そして、太極拳や鍼灸に関わるようになった経緯についてもお話ししていただきました。
「体の調子が悪いとき、最終的には外科的処置が必要になってしまいますが、それ以前に薬の服用で、さらにそれ以前に鍼灸などによる回復が可能です。これから日本に帰るまでの間、みなさんには『はだしの医者』に挑戦!!ということで、『手拭い』、『灸』、『鍼』、『般若心境』を用いた健康法を学んでもらおうと予定しています。
けれども重要なのは、それらを覚えた上でどれだけ使わないかということ。では、そのためにどうしたらよいのか?体の調子が悪くなるのには、日々重なる精神的な負担も関係しています。そこで、様々な問題を解決する上で必要になるのが『三角形の和』という考え方。目の前にあるものだけを考えるのではなく、その後ろにある様々な事にまで考えを及ばせることで、良い解決法が見つかるはずです。」
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