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12月31日〜2001年1月1日 ▼カウントダウンパーティー▼ |
日付変更線上にて世界で一番早い21世紀を迎えたオリビア号。船の後方デッキでは、盛大なカウントダウンパーティーが催されました。 |
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今世紀最大のイベント「カウントダウンパーティー」がピースボートスタッフ清水義教と、通訳スタッフ影島瑞穂による司会進行のもと行われた。
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会場周辺の飾り付けは「ユネスコアート部」が担当。
20世紀の出来事をモチーフに、たくさんのオブジェを作った。 |
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ピースボートを代表し、スタッフの中原大弐が新世紀に向けてのメッセージを発表。 |
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「『平和というのもは遠くにあって語るものではなく、現場に体ごとぶつかってつくりあげるもの。』ピースボートが20世紀の航海から学んだことです。20世紀は人類史上、最大の『繁栄』の世紀でした。その一方で『人間同士が憎しみあい、殺し合う』殺戮の世紀でもあったことは事実です。今、こうして世紀を越えようとしている瞬間にも、罪のない子供たちが、多くの人々が苦しんでいます。そういう現実を前に、私たちができることは『船を出し続けること』でした。 |
それは人間と人間をつなげる旅でもありました。人間と人間が友情、そして愛情をもってつながっていくことこそが、ピースボートが船をだしてきた理由なのです。
ここにいる全ての皆さんが平和の意志を持って21世紀を生きていくことを望みます。ここにいる全ての皆さんが主役なのです。わたしたちはそんな意志のもと21世紀も船を出していく覚悟です。どんな困難があろうとも生きぬいてゆくことを誓います。
ピースボートは21世紀も航海を続けます。」 |
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タヒチから乗船された水先案内人、ガブリエル・テティアラヒさんからピースボート国際奨学生達のパフォーマンスを交えてメッセージを頂いた。 |
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「ここに並ぶは平和の木であり父、母です。そして今、平和の種にモノイオイルをかけています。タヒチ文化では赤ちゃんが生まれたらまず初めにお母さんがモノイオイルをぬり、清められた彼らの人生が守られるようにと祈ります。
次にネックレスを首にかけます。これは平和の木である母・父と種が一つになることを意味し、これから一つの方向に一緒に立ち向かうというあらわれです。」 |
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ピースボート史上初のインターネット電話で、ピースボート東京事務局との中継が行われた。東京からは、クルーズの途中で下船したスタッフが映り、再会を喜ぶ声が。本船からはパーティーの映像を東京事務局へ送った。
東京からのメッセージ
「オリビアのみなさん、お元気ですか?ユネスコダンスは最高でした。21世紀、平和な世紀にしていきましょう。」 |
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21世紀を迎えると同時に特大の花火があがった。プールデッキは花火と歓声の大音響に包まれた。 |
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カウントダウンの後は新年を祝って、プールデッキはダンス会場に早変わり。みんなダンスをしながら抱き合って新年を喜びあった。 |
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