12月24日  ▼クリスマス音楽祭・第2部
音楽祭後半。10グループの歌や演奏を聴くために、前半と同様、ミュージックサロンは満席になった。後半出場者は次の通り。「ハモラーズ」「ただいまり・おかえりえこ」「手話ソング隊」「音人ギター&コーラス隊」「アスパラUG」「泥遊び」「直足袋金庫」「Peace on Earth Choir The First Noel」「ピースシンフォニック・フィル・ハーモニーオーケストラ」「アドベント」。20人の合唱、ギターデュオ、感情のこもった手話歌、整った合奏、3組の迫力のあるバンド、美しい声楽四重奏、本格的なオーケストラ、ノリの良いゴスペル、と様々なジャンル、表現方法で私達を楽しませてくれた。
ハモラーズ
第2部の最初を飾ったのはコーラス集団、ハモラーズ。今回がハモラーズのみの舞台としては最後となるが、「きよしこの夜」や「White Chiristmas」を熱唱した。
ただいまり・おかえりえこ
トナカイの格好をして登場した2人。クリスマスソング「赤鼻のトナカイ」を、ギターを弾きながら歌った。演奏時間は短かったが、インパクトは十分。
手話ソング隊
20名で構成された手話ソング隊。「毎日明るい雰囲気の中で、ワイワイ楽しく活動をしています。手話は目でみるふれあいの言葉です。歌とはまた違った感動を与えることが出来ると思います。」という彼女達。
「Love Love Love」と「サンタが町にやってくる」を手話を使って合唱。会場の人も参加して楽しんでいる姿が、とても印象に残った。
音人ギター&コーラス隊
今回出演人数が最も多かったグループ。ジョンレノンのHAPPY X'masを35名が演奏した。年代、人種、貧富の差等関係なく平和を願えば、戦争はすぐに終わるんだよ。というこの歌。ピースボートのクリスマスにはピッタリだったのではないだろうか。ギターメンバーのほとんどが、このクルーズでギターを始めたということだが、それを感じさせない美しいメロディーだった。
泥遊び
音楽祭をさらに盛り上げてくれたのが、「アスパラGU」、「泥遊び」、「直足袋金庫」の3組のバンド。帽子を飛ばす派手なパフォーマンスを披露した「アスパラUG」。2曲のオリジナル曲を演奏してくれた「泥遊び」。バンド内のコンセプトが“力強さ”という「直足袋金庫」。クルーズ出航から、という短い期間とは思えない仕上がりを披露。
ピースシンフォニック・フィル・ハーモニーオーケストラ
本格的なオーケストラを聴かせてくれたのが、「ピースシンフォニック・フィル・ハーモニーオーケストラ」の7名。1曲目はパッヘルベルのカノン。バイオリンとクラリネット2本がリレーのように追いかけあうこの曲は、一度は聴いたことがあるのではないだろうか。2曲目はクリスマスキャロルのオンパレード。
ピースシンフォニックオーケストラ風に楽しくアレンジされた曲になっており、最後にお正月のテーマが聞こえた時には会場から笑みがこぼれた。
アドベント
2曲のゴスペルを披露してくれた「アドベント」。神の御告げ(God spell)を歌う聖歌隊を見事に演出。これも朝夕の練習に個人の練習を重ねた結果であろう。美しいハーモニーで会場を魅了していた。音楽祭のトリにふさわしい合唱だった。
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