12月8日  ▼パナマ運河通過
早朝未明にオリビア号はパナマ運河に入った。パナマ運河は大西洋と太平洋を結ぶ運河で、間にガトゥン湖をはさんでいる。ガトゥン湖の水位が高いために間に水門を設けてまるで船が階段を昇降するように渡っていく。
▼ガドゥン水門▼
大西洋から入る船は、ガドゥン水門を通ってガトゥン湖に入る。このとき船は25m上昇する。本当に階段を上がるようだ。まだ朝6時だというのにたくさんの人が一大ショー見物のためデッキに出ていた。水門をぬけた後、後ろには虹がかかっていた。
▼ガトゥン湖▼
周りには熱帯雨林の森が広がるガドゥン湖。ワニもたまに見かけることができるそうだ。今までの大西洋と打って変わって波がほとんどなく穏やかな遊覧だった。時々太平洋から来た船とすれ違いお互いに手を振りあった。
▼ミラ・フローレス水門▼
最後の水門。この水門を越えると太平洋に抜けたことになる。全9時間の行程だった。今日は講座もなく参加者の多くが一日中デッキでのんびりした時を過ごした。
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