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1月2日 ▼CPNNワークショップ(3)/伊藤武彦(和光大学教授)▼ |
和光大学教授・伊藤武彦さんによる、CPNN(Culture of Peace News
Network)モデレータ養成・連続3回講座の最終回。今回は、モデレート作業の2回目。そしてCPNNの考える、平和のニュースとメディアについての討論の後、CPNNの過去・現在・未来について語り合った。 |
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「日本語のCPNN(www.cpnn.net)は、昨年12月に、試験的にスタートしました。今後の発展には、多くのボランティア、例えばモデレータなどの協力が必要で、今年から本格的に運営される予定です。ピースボートの協力も得ながら、平和の文化を伝えるサイトとしてみんなと共に発展させていきたいと考えています。」 |
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▼攻撃・暴力・心理学〜平和の礎を考える〜/伊藤武彦(和光大学教授)▼ |
「なぜ人間は戦争をするのか」「戦争はなくならないものなのか」「平和とは戦争のない状態なのか」「攻撃と暴力はなぜ区別すべきか」「自己や民族のアイデンティティはどのように形成されるか」――CPNN(平和の文化ネットワーク)の活動に携る伊藤武彦さんが、1時間近くにわたって持論を展開。参加者からも、様々な質問が寄せられた。 |
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「人間は、他者を自分の中に取り込んで自己形成していくものです。だから取り込む内容が大切になってきます。支配的な文化は、支配者の文化なので、良い文化にアクセスできる環境造りが必要です。そのために私は、CPNNの活動をおこなっています。」 |
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▼聞かせて!あなたの抱える教育問題▼ |
4月から中学校の教員になる在原徹さん(22)と現役高校生の小泉夕菜さん(16)が、教育や学校について疑問に思ったことを語ってもらおうと計画した企画。老若男女が集まり、それぞれの教育観や自分の学生時代の体験を語った。 |
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参加者からは、「先生も教師である前に人間。あまり過度の要求をしても無理なのでは」
「学校に行かない人にとっては、先生がいい悪いという話をしても意味がない」「学校は、自分たちが教えていることがどれほどの価値があることなのかを生徒に気づかせていない。もっと目的意識を持たせるべきだ」などの意見が上がった。
企画者のひとりである在原さんは最後に「自分が教育に対してどういうふうに考えているのかを改めて知れました。まだまだ勉強が足りない。学べることを一つ一つ取り入れていきたい。いろんな人と勉強しあっていかないとだめなんだなと思いました」と語った。
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▼新年パソコン占い▼ |
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パソコン教室のパソコンを使って、パソコン占いが開催された。参加者は動物占い、姓名判断、おみくじなどのパソコンソフトで自分の運勢を占い、一喜一憂していた。 |
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