釧路の白糠(しらぬか)町に到着。まずは白糠アイヌ文化保存会の理事であり、アイヌ語を教える先生でもある高木喜久恵さんからの白糠町のアイヌに関するお話を聞きました。
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アイヌの伝統料理を教えてもらいながら一緒に作ってみました。今日の献立は、チェップオハウ(マスの汁物)、ユックカム(鹿肉の味噌煮)、イモチョケップ(ジャガイモといくらのサラダ)、チタタプ(鮭の内臓の塩辛)、クンブシト(昆布団子)などなど、アイヌならではのメニュー。
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出来上がった伝統料理がこちら。おいしくいただきました。 |
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食事の後はお勉強。北海道各地で見られる、一風変わった地名からもわかるように、アイヌ語は民族の特性がもっともよくわかる文化の一つです。また伝統楽器のムックリ演奏も体験しました。動物の鳴き声のような、こだまのような、なんとも不思議で面白い音色です。
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みんなで歌と一緒に伝統舞踊を体験。神にささげるものやフンベ(鯨)の踊りなど、自然との縁が感じられます。
高木さんの話によると、現在白糠町に住んでいるアイヌは約200人。ここでもやはりアイヌはほぼ同和されていました。しかし自分たちの文化を大事にしたい気持から古典舞踊や歌の継承を初め、今や国の重要無形文化財に指定されているといいます。
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素敵な踊りへのお礼に、今度は日韓の文化を披露!日本の小倉祇園太鼓の演奏や韓国のサムルノリ(4つの民族楽器から成る演奏)チームの公演など、文字通り3つの文化が混ざりあった瞬間でした。どちらの音楽にもみんなノリノリ。
楽しんだ後は少し落ち着いて質疑応答タイム。実際存在するアイヌへの差別、そして日本のみならずそれぞれの社会に存在する差別について話を聞き、改めて考える時間でした。 |
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色々なことを教えてくださったみなさんとのお別れ。イヤイライケレ!(ありがとうございます!) |