Life Onboard

『第68回ピースボート地球一周の船旅・横浜出航!』
12月28日(月)/横浜港大さん橋客船ターミナル
いよいよ第68回・地球一周の船旅、出航の日を迎えました。旅立つ船と、見送る岸壁との間には、五色の紙テープが舞います。
年の瀬ながら、岸壁にはたくさんの皆さんがお見送りに駆けつけました。船のデッキにずらりとならんだ参加者、そしてそれを見送る人々。お互いの間で「行ってきます!」「行ってらっしゃい!」の声が交わされます。
中にはこんなお手製のボードを持って見送りに来た方も。「楽しんできてね」――本当にそう、船内企画も、寄港地も、世界遺産も、大自然も、数々の出会いも……とにかく「楽しんできてね」。見送る皆さんの、心からの気持ちではないでしょうか。
こちらは、前回のクルーズの途中、ギリシャで船体にペイントされた、国連ミレニアムキャンペーンのロゴです。このキャンペーンのパートナーでもあるピースボートは「2015年までに世界の貧困を半減するために行動を続ける」そのロゴを掲げて、世界の海をめぐります。
いよいよ出航の時。出航を告げる汽笛の音が大きく響き渡り、船がゆっくり、ゆっくり、岸壁から離れていきます。風に舞う紙テープが、1本、また1本と切れていくのが、嬉しいようなちょっと寂しいような…。
岸壁を離れても、船はまだ目の前。「行ってらっしゃい」と声をかけると、船からも「行ってきます」の声が聞こえます。ゆっくり、ゆっくり、こんな出会いと別れを繰り返しながら、地球一周の旅が続くんですね。
離岸から10分ほどで、船は埠頭の先端の少し先へ。まだ、みんなで声を合わせれば、お互いの声が届くくらい。
離岸から約20分、船はベイブリッジをくぐり、大海原へと向かいます。この船に、そして旅立ったみんながこの港に戻ってくるのは来年の4月。103日間の大冒険がいよいよ始まります!