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『イースター島』
11月18日(水)

- 地球一周の船旅はいよいよイースター島へ! イースター島には、オセアニック号のような大きな客船が停泊できる港が無いため、沖合に船を泊めテンダーボートに乗り換えての上陸となります。波や潮の状況を見ながら、今回の上陸ポイントは「アフ・トンガリキ」に決定。いくつかのグループに分かれて、ご覧のようなボートで上陸します。

- さっそく出会ったのは島のお土産物屋さん。モアイグッズはもちろん、この土地に古くから伝わる言語「ロンゴロンゴ」をあしらったアクセサリーなど、種類も豊富です。まだ上陸したばかりだから、帰りに買うよ、と伝えたところ「帰る頃には売り切れちゃうよ」と。確かに…モアイグッズはみんな、買いますよね。

- こちらが売っていたモアイグッズ。大小様々な木彫りのモアイや、モアイキーホルダー。ちょっとデフォルメされた、オシャレなものもあります。これは欲しい!!自分用にももちろん、家族や友人にも喜ばれそう。

- 上陸ポイントからすぐ、歩いて5分ほどでアフ・トンガリキに到着。ちなみに、看板の奥にいるモアイ、大阪万博の際に来日されたそう。思わぬ再会に「ひさしぶり」と声をかける参加者も。

- こちらがアフ・トンガリキのモアイ。15体のモアイがずらりと並んでいます。写真などで見たことのある光景でしたが、驚いたのはその大きさ。これほどまでに大きな石像が並ぶ不思議な様子に、しばらく放心状態になった、という参加者も。こんなモノをどうやって作ったんでしょうか。

- 続いてラノララク山を目指します。アフ・トンガリキからは徒歩で20分ほど。小高い丘のような山を目指して、しばしイースター島・ウォーキング。

- 見える景色はこんな感じ。広がる草原と、草を食む馬。何とものどかな景色「イースター島って、いいところだねぇ」なんて声も。モアイのイメージしかなかったのですが、こんなのんびりとした、気持ちの和む土地なんですね。

- ラノララクのモアイたちが見えてきました。「いっぱいいる!」なんて声も挙がっていましたが、この山だけで300体ほどのモアイがあるそう。山肌にモアイがボコボコ林立している、というのもなかなかスゴイ景色です。

- 近づいてみるとスゴイ迫力。ここのモアイは「立っている」というより「生えている」と表現した方が正しいのかもしれません。どうしてこんなコトに…と疑問に思いながら歩いていると……

- 岩山から切り出されようとしている、制作途中のモアイを発見。このラノララク山は、モアイの「製造工場」だったそう。何らかの理由で、製造が途中で中止されたり、運搬途中のままになったものがそのまま残っているんですね。

- 一風変わった、正座した姿のモアイも。これは、他のモアイよりも古い時代のものではないかと言われているそう。モアイについては、様々な研究が進められていますが、未だ多くが謎に包まれたまま。周囲数千キロに渡って、全く島影のない孤島・イースター島に、これほどの巨石文化が生まれたことを思うと、不思議でなりません。

- イースター島の謎と言えばモアイ像ともう一つ、この「ロンゴロンゴ」という言葉。イースター島固有の象形文字ですが、この文字を読める島民はもはやおらず、今や解読不能の言語の一つとなってしまったそう。この「ロンゴロンゴ」が失われたことも、イースター島の謎を深める一因となっています。

- そろそろ船に戻る時間。空からはぽつりぽつりと雨が落ちてきました。聞けば、今の時期、イースター島は雨期にあたり、昨日までは雨続きだったそう。今日、曇りながらも帰船時間まで天気がもってくれたのは、モアイが私たちを歓迎してくれたのかもしれませんね。
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