Life Onboard

『厦門(中国)寄港』
4月27日(月)
オセアニック号は今クルーズ最初の寄港地、厦門(中国)に入港しました。初めての寄港地とあって、早朝にも関わらずデッキには、カメラを携えたたくさんの参加者の姿が。やっぱり、入港って絵になりますもんね。
さっそく街へと繰り出します。こちらは、厦門市内中心部でたくさんのお店が建ち並ぶエリア。食事も買い物もできるとあって、まずはここを目指した参加者も多かったよう。
東京・銀座にそっくりな交差点にも出くわしました。厦門市内でも有数のショッピングエリアとあって、日本でもよく見かける高級ブランドショップの姿もちらほらと。でも、今日楽しみたいのは、ブランドものではありません。
そう、楽しみたかったのはやっぱり、美味しいゴハン。名物の福建料理をいただかなくては、厦門に来た意味がありません。中華料理店はたくさんあったのですが、今回はちょっと家庭的な雰囲気の店をチョイス。肉野菜炒め注文し、出てきたのがこちらです。見た目よりも薄味で、本当に美味しい!
次は厦門港から小型フェリーで10分ほどのところにある小さな島・コロンス島へ。島から、対岸にあたる厦門ベイエリアを見渡すと、ご覧のような景色。
コロンス島はかつて「租界」と呼ばれる外国人居留地だった場所。特にアヘン戦争時にこの土地を占領したイギリスの影響を色濃く受けており、イギリス風の洋館なども多く見られるそう。
現在はたくさんの観光客が訪れるとあって、島内には数多くのお土産物屋さんが並んでいました。その建物もよく見ると、中国本土のものとはちょっと異なる雰囲気のものが多いよう。
時に「中国でもっとも美しい街」と呼ばれることもあるとあって、街の喧噪から少し離れると、こんな美しい佇まいの洋館に出くわすことも。聞けば、ここは中国の裕福な方が別荘としてもっているものなんだそう。最近はリゾート地としても人気が高まっているようです。
船に戻り、夜の厦門を出港します。厦門の美しい夜景に見送られながらの出港に、やはりデッキにはたくさんの参加者が集まりました。中には「厦門、ありがとう!」なんて別れの言葉をかけている人も。地球一周最初の寄港地、それぞれに旅の大切な思い出ができたようです。