life onboard
『ウシュアイア(アルゼンチン)寄港』
3月6日(金)

 モナリザ号は、世界最南端の町・ウシュアイアに寄港しました。南極にほど近い土地とあって、夏とはいえ、とにかく寒い!! 写真は、観光列車「世界の果て号」。こんなカラフルでかわいらしい列車に乗って、ウシュアイア散策のスタートです。

 こちらは、原生ブナ林の広がるティエラ・デル・フエゴ国立公園。写真はロカ湖での1枚。豊かな自然が見どころの場所とあって、穏やかな景色が広がっています。
 ビーバーがブナ林をかじって出来たのが、こうした「ビーバーダム」。ビーバーはもともと、ここ には生息しておらず、人間の都合によって持ち込まれた外来種なんです。現在は、ビーバーがブナ林を傷つけてしまうことが問題となっているそう。この土地固有の生態系を守るために、ビーバー駆除が行われているそうですが、それももともと、私たち人間がまいた種。自然の雄大さとともに、その脆さと、私たちの行動について、考えさせられる1日でもありました。