life onboard
『モンバサ(ケニア)寄港・ツンザ村で伝統文化体験』
2月4日(水)

 地球一周の船旅は、モンバサ(ケニア)に寄港。まずは、ケニアの小さな農村・ツンザ村を訪れる交流プログラムからのレポートです。写真はツンザ村についてまもなくご馳走になった、ココナッツ。もぎたての美味しさにビックリされた参加者も多かったよう。

 夕方5時頃から、私たちの来訪に対する歓迎のお祭りが始まりました。歌ったり、踊ったり…とにかく賑やか。

 このお祭りには、カヤンバの音色で精霊を呼び出し、人の心にある不安や悩みを祓う、という意味があるんだそう。
 なんと4時間も続くこのお祭り。私たちの訪問にあわせて開催していただけるなんて、本当に感謝。たくさんの参加者にとって、ツンザ村の人々とのこの一夜は大切な思い出に。

 そして待ちに待った夕食。村のお母さんたちの手作り料理が待っていました。こちらは、「ウガリ」という主食にあたるもの。お餅のようにちぎって丸めて食べます。他にも、カッサバイモをふかしたものなど、この土地でとれた新鮮なお料理をいただきました。

 アフリカの大地にそびえるバオバブの木。ツンザ村のあちこちで、太い幹が空へ向かってのびていました。

 カヤンバ作りの様子を見学させていただきました。水先案内人・早川千晶さんの呼びかけで行われた、船内のアフリカンマーケットで販売されたカヤンバも、すべてこの職人さんが作ったものなんだそう。
 「作り手」の顔が見えること――その意味を改めて感じる時間になりました。