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災害救援と防災

災害救援と防災
国内外の災害に対する緊急支援を行い、防災・減災の取り組みをすすめると共に、原発災害の教訓を世界に伝えています。
災害救援と防災の公式サイト
ピースボートは、1995年の阪神・淡路大震災以来、国内外での災害救援活動を長く展開してきました。2011年3月11日の東日本大震災に対しては、いち早く現場にスタッフを送り、同年4月に「一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンター(PBV)」(※)を設立しました。そして、宮城県石巻市や女川町、福島県などを中心に、緊急支援活動を行ってきました。その後も地元の方々とともに息の長い支援活動を続けています。
PBVの設立後は、国内外で起きる自然災害の緊急支援活動に加えて、「災害ボランティア・トレーニング」を実施し、将来の災害に備えた防災・減災への取り組みも展開しています。国際的には、国連防災機関(UNDRR)による「災害に強い都市づくり」キャンペーンと公式提携し、世界各地でトレーニングや啓発活動を進めています。
あわせて、福島の原発事故の教訓を世界に伝えることに力を入れています。津波が原発事故を引き起こしたように、複合災害への対応は欠かせません。被災地の皆さんと協力して、原発災害の実相に対する理解を広めることに取り組んでいます。

また、2011年から福島の子どもたちに保養と国際交流体験を提供する「福島子どもプロジェクト」を開始しました。他に、2015年に仙台で開催された「第3回国連防災世界会議」に合わせ、福島原発事故の教訓を防災という視点で世界の人々に伝えるために他団体とともに福島ブックレット委員会を組織しました。ピースボートは同委員会の一員として、ブックレット『福島 10の教訓~原発災害から人びとを守るために~』を多言語で作成し、世界にその教訓を伝えています。
※2019年10月1日より団体名を「ピースボート災害支援センター」に変更しました。

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ピースボート災害支援センターではボランティアやサポート会員を募集しています。お問い合わせは03-3363-7967(平日10:00-18:30)まで。

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あゆみ

<ピースボート災害支援センター(PBV)>
2011年




東日本大震災で被災した宮城県石巻市、女川町などへ支援を開始し一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターを設立。担い手を育てるため災害ボランティア・リーダートレーニングを開始しました。また、福島の子どもたちに保養と国際交流体験を提供する「福島子どもプロジェクト」を開始しました。
詳細:「福島子どもプロジェクト
2012年国内で豪雪や水害の被害を受けた被災地と米国NYでハリケーン(サンディ)被害への緊急支援を実施しました。支援団体と企業が連携する「民間防災および被災地支援ネットワーク(CVN)」を発足。
2013年国内では水害で被災した4つ県、海外では米国オクラホマ竜巻とフィリピンの台風被害の緊急支援を実施しました。ピースボートの船旅が初めて宮城県石巻に寄港しました。
2014年フィリピン台風22号(ハグピート)の緊急支援を実施。NPOと企業による初の災害支援実務書「災害支援の手引き」を刊行。国連防災機関「災害に強い都市の構築」キャンペーンの公式パートナーとなり、「アフリカ・ユースプログラム」を実施しました。
2015年豪雨で被災した宮城県大崎市などへの支援、バヌアツ・サイクロン(パム)など海外での緊急支援を実施。第3回国連防災世界会議では、、2015防災世界会議日本CSOネットワーク事務局として、市民防災世界会議を開催しました。
2016年熊本地震での被災地支援、ハリケーン・マシューによって甚大な被害を受けたハイチとキューバなど海外での緊急支援を実施。新宿区協働事業「しんじゅく防災フェスタ2016」を開催。東北の地域課題に取り組む一般社団法人ピースボートセンターいしのまきを設立しました。
2017年九州北部豪雨の被災地、台風21号で被災した三重県玉城町を支援。ブックレット『災害ボランティア入門』を出版。新宿区協働事業「しんじゅく防災フェスタ2017」を開催しました。
2018年大阪北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震での被災地を支援。グアテマラ火山噴火での緊急支援を実施。新宿区協働事業「しんじゅく防災フェスタ2018」を開催しました。
2019年九州北部豪雨で被災した佐賀県、台風15号・19号で被災した福島県・千葉県を支援。サイクロン・イダイの被害を受けたモザンビークでの緊急支援を実施しました。
2020年新型コロナウイルス感染症が広がるなかで発生した2020年7月豪雨では、熊本県球磨村・人吉にて避難所や災害ボランティアセンター運営支援を実施。海外では、オーストラリア森林火災やモーリシャス重油流出事故などの支援を実施しました。


<福島ブックレット委員会>
2015年



仙台で開催された「第3回国連防災世界会議」に合わせ、世界の人々に原発事故による教訓を伝えるためのブックレット『福島 10の教訓~原発災害から人びとを守るために~』を作成し、この年に日本語、英語、フランス語、韓国語、中国語(繁体字)、スペイン語、アルメニア語の7言語が刊行されました。
2016年ヨルダンにて『福島 10の教訓』のアラビア語版完成、バングラデシュではベンガル語版完成のお披露目イベントを行い、トルコでは国連主催の世界人道サミットに合わせトルコ語版完成の記者会見を行いました。
2017年『福島 10の教訓』のブックレットのポーランド語版、ベトナム語版、タイ語版、中国語版(簡体字)を刊行、福島の現状を海外で伝える伝達者育成を目指した「福島原発事故の教訓に基づく災害リスク伝達者育成プロジェクト」を開始しました。
2018年国際シンポジウム「どう伝える?福島の教訓~グローバルな視点から考える」を開催、モンゴルにて行われたアジア閣僚級防災会議にて福島原発事故の課題をまとめた「Japan's Dilemma」を発表しました。
2019年香港で行われた第6回South South Forum for Susutainablilityにて福島の教訓に関する展示を実施、ヨルダンの学校にて絵本「希望の牧場」の読み聞かせの講座などを実施。

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