ピースボートで行く、「夏休み洋上学校2006」発表!
ベトナム・シンガポール・インドを船で巡る19日間、
9〜12歳の子どもたちを大募集!

夏休みの冒険の舞台は「船」「海」そして「アジア」
 2006年夏、ピースボートは子どもたちに向けて「洋上学校」を開校します!

 小学生だったころ、父親に連れていってもらった海水浴――その思い出は大人になった今でも忘れられません。そう考えると、たった数回しかない子どもの夏休みは貴重な時間です。そんな夏休みに、海と船とアジアを舞台にした船旅をピースボートは計画しました。国境を越えて船でこぎ出し、はじめての海外では同世代の仲間とはじめてのトモダチ作り。真っ青な海、雲ひとつない空との間で、思いっきり遊びながら、語学を学び、社会も学ぶ。そんな、子どもが主役の「洋上学校」が開校します。
世界にひとつだけの学校。遊びながら「国際交流」!
 陸の学校では体験できない、世界でここだけの学校を作ろう」。国際交流の船旅を出航させて23年。のべ3万人もの人々を世界に送り出してきたNGOピースボートがその集大成ともいえる夏休み特別企画を発表します。

 学校という響きから「船内ではお勉強が続くんでしょう?」という質問をよく受けます。が、それは半分だけ正解です。思いっきり遊んで、そのなかで学ぶのがピースボート流。洋上学校の本当の楽しさは、なんといってもその環境です。

 「イルカが出たぞー!」の声にデッキに上がって観察したり、船の電気を消して夜空を見上げる天然のプラネタリウムは、一生忘れることができない体験です。また、自分の意思を伝える手段として、つまり「国境をこえたトモダチ作り」のためのコミケーションツールとしての「英語」を楽しみながら学ぶプログラムも。

 そして、ベトナム、シンガポール、インドの各地では、ピースボートとっておきの国際交流プログラムが用意されています。この洋上学校のためだけに、現地のNGO、地方自治体、村、学校などが私たちの受け入れに奔走してくれています。海の向こうの彼らにとっても、日本人のしかも子どもたちがやってくるのは前代未聞の出来事。私たちが訪問することで、彼らにとっても日本を知る、世界を知る機会となるのです。
世界とつながる、世界をつなげる――多彩な寄港地プログラム
 船が港に到着すると、現地の同年代の子どもたちが出迎えてくれます。このピースボート最大の魅力が寄港地でのプログラムです。「その国にひとり友人ができれば、その国の見方が変わる」。この洋上学校に参加する若者は、一体、何人のトモダチを作って帰るのでしょうか。各寄港地ではこれまでのピースボートでの経験を生かして、この洋上学校のために特別コースを作りました。その国と文化、食、自然、世界遺産だけではなく、何よりも「人との出会い」をテーマにしたユニークなものばかりです。

*ダナン(ベトナム):
ダナン青年連盟の子どもたちと大交流。「パワフル」という形容詞がぴったりのベトナムっ子との出会いは、はじめての国際交流にぴったりのの体験です。

*シンガポール:
マレー、華人、インド、アラブなど様々な文化が共生する多民族国家。現地の小学校を訪問し、日本とシンガポールの生活の違いを体験。

*コーチン(インド):
船はインド南部・ケーララ州に寄港。行政と市民が協力して地域での教育を向上させたケーララは、インド有数の識字率を誇り、優れた「教育モデル」として注目を集めています。ここでは農村にホームステイし、洋上で触れた英会話に挑戦!スパイス畑を見学したり、椰子の木登りにトライしたり、インドの暮らしを体験します。
私たちが「世界でここだけの授業」をします!
 洋上学校を盛り上げてくれるが「水先案内人」と呼ばれる講師陣。各界の第一線で活躍の方が、子どもたちといっしょに船に乗り込み、世界でここだけでしか体験できない「授業」を展開します。

灰谷健次郎(作家) / 天野文子(平和活動家・ヒロシマでの被爆者)
桃井和馬(写真家) / 寿[kotobuki](ミュージシャン) / 池上彰(ジャーナリスト) etc...
詳細、参加について
プログラム実施日:2006年7月21日(金)〜8月8日(火)
行程:横浜港出航−ベトナム−シンガポール−インド−成田空港着(19日間)
募集人員:9歳〜12歳までの元気な男女(保護者の同伴も可能です)
※詳細はピースボート事務局までお問い合わせ下さい。
このリリースに関するお問い合わせは...
ピースボート事務局(担当:中原、小林)
(Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/ウェブサイトからのお問い合せはこちら)
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