PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.219 11月21日号
今後のピースボート
「コリア・ジャパン未来クルーズ」航海記が韓国で出版、記念シンポジウムにピースボートスタッフが参加
 第50回ピースボート「コリア・ジャパン未来クルーズ」の航海記『Peace & Green Boat』が11月23日、韓国・コズウィン社から出版される。
 これは、同クルーズに参加した日韓からの参加者21名によるエッセイ集で、クルーズゲストであり、小説家のイ・ユンギさんが監修をつとめた。ピースボートからも、スタッフの吉岡達也(45)、櫛渕万里(35)が寄稿しているほか、軍事評論家の前田哲男さん、落語家の古今亭菊池代さんなども、このクルーズの思い出や、その意義などを語っている。
 「コリア・ジャパン未来クルーズ」は、今年8月に行われたもので、韓国のNPO「環境財団」と協同して船旅をつくり、ピースボート初の「共催クルーズ」として注目を集めた。参加者も日韓両国から募り、それぞれから約300名ずつ、計600名の日韓市民が洋上に集い、釜山、仁川、丹東、上海、南京、沖縄、長崎をめぐった。
 11月23日には、『Peace & Green Boat』の出版記念シンポジウムが、ソウル・韓国世宗文化会館にて行われ、ピースボートからも吉岡達也、櫛渕万里、チョウ・ジネ(24)が参加する。シンポジウムには、環境財団理事のチェ・ヨル氏も参加し、「コリア・ジャパン未来クルーズ」の報告や、来年度以降の共催クルーズの展望などが語られるほか、東アジア友好のために市民が果たし得る役割なども話し合われる予定だ。


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