スマトラ島沖地震、緊急支援キャンペーン開始
「安全な水をスリランカに送ろう」
現地視察スタッフによる報告会も開催
 ピースボートでは、インド・スマトラ島沖地震被害を受け、急遽、スリランカ・コロンボに視察団を派遣しました。現地スリランカ・ゴールロードを訪問しているピースボートスタッフ山本隆(34)からの報告によると、国際機関などが救援に乗り出しているもの、生活インフラがことごとく津波によって破壊され、とくに、生活用水を井戸水に頼っていた大多数の地域では、人々が満足に飲める安全な水が供給できていないことが深刻な問題となっていると報告しております。

 報道等でも知られるように、スリランカの南部・北部の海岸線では、津波の被害により上下水道の機能が崩壊しており、感染症や伝染病の蔓延が懸念されています。ただでさえ、満足の行く飲料水が供給できない地域の上、今回の津波被害によって、人間の生命にかかわる「飲料水」の確保が途絶えており、今後、被害が長期化するにしたがって、 大きな問題になる模様です。

 そこで、ピースボートは今回のスマトラ島沖地震災害の救援キャンペーンとして、「安全な飲料水をスリランカに送ろう」キャンペーンを行うことにしました。これは、現地の海水や汚濁によって口にできなくなった井戸水を、不純物を浄化し飲料水として飲めるようにするための浄水器を現地へ送り、今後人々が安全な水を口にすることが出来るように支援キャンペーンを立ち上げ、一刻も早い飲料水の供給を目指します。

 そこで、緊急報告会を以下の日時・場所で行うことにしました。今回報告会をする山本隆は、阪神淡路大震災をはじめ、トルコ、台湾、そして新潟中越地震でも現地コーディネーターとしての経験を持ち、今回の地震についてもその経験を活かして支援活動をしていきます。ピースボートでは1月8日(土)に全国8箇所で街頭募金を行い、浄水器を送るために呼びかける予定です。街頭募金の場所は折って連絡いたします。また、ピースボートも関わった阪神淡路大震災からの10年目の神戸長田区でもこのキャンペーンを展開する予定です。
現地視察スタッフによる報告会を行います
 日時:1月8日(土)14:00〜
 場所:ピースボートセンターとうきょう
     東京都新宿区高田馬場3-13-1 ノークビルB1
     JR高田馬場駅・早稲田口徒歩5分


このリリースに関するお問い合わせは...
ピースボート事務局(担当:中原・森田)
(Tel:03-3363-7561/Fax:03-3363-7562/ウェブサイトからのお問い合せはこちら)
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