PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.192 4月27日号
先週のピースボート
イラクの新聞に意見広告を――賛同人を募集中
 ピースボートでは現在、イラクでの日本人人質事件を受け、現地で発行されている新聞に日本の市民からのメッセージを届けようと意見広告の掲載を企画している。
 広告の骨子としては、日本人5名解放に対する協力への感謝、各地で犠牲になったイラク市民への追悼のほか、日本からの自衛隊・米国をはじめとする各国の軍隊の撤退を今後も求めていくという意思表明など。現在、この意見広告への賛同者を募っている。振込み期限は5月7日、また口座番号などは下記のとおり(一口1,000円)。
 詳しい内容は当ホームページ(http://www.peaceboat.org/info/iraq/campaign/ad.shtml)にも掲載されている。お問い合わせはピースボート事務局(TEL:03-3363-7561/担当:木下)まで。

郵便振替口座:00180-3-177458
口座名:ピースボート


一口1000円からお願いします(5口以上の基金を頂いた方は、個人又は団体名を現地新聞に賛同者・賛同団体として掲載いたします)
通信欄に『イラク意見広告基金』とご記入ください


スリランカへ支援物資を届けよう――46回クルーズに向け始動
 ピースボート・UPA国際協力プロジェクトでは、このほど、46回クルーズで寄港するスリランカの難民キャンプや孤児院に文房具などを届けるキャンペーンをスタートした。
 1970年代から、2002年に停戦合意がかわされるまで、シンハラ人を中心とした政府軍とタミル人による独立勢力が争っていたスリランカ。内戦によって住んでいた家を追われ、難民キャンプで暮らしている人も多い。ピースボートでは、昨年の43回クルーズにおいて難民キャンプなどを訪問。今年に入ってからも、先遣として訪れたスタッフが、現地のNGOとともに今後の支援について調査・打ち合わせをしてきた。
 46回クルーズでは、シンハラ人とタミル人がともに暮らす農村や孤児院、特に戦闘の激しかった北部から逃れて難民キャンプに住む人々をたずねる交流プログラムを企画しており、子どもたちに文房具を届けるほか、職業支援に使われる足踏みミシン・裁縫道具なども届ける予定だ。
 現在、これらの物資の提供を広く呼びかけている。ご協力いただける方は、まずピースボートセンターとうきょうまでご一報を。
TEL:03-3362-6307/FAX:03-3362-6309(担当:志村)

今後のピースボート
ピースボートスタッフがシンポジウムのパネリストに
 4月29日、東京で開催されるシンポジウム「平和への結集」に、スタッフの櫛渕万理がパネリストとして参加する。
 このシンポジウムは、自衛隊のイラク派遣、それにともなう憲法「改正」論議などを受け、国内外で平和運動に携わる市民がそれぞれの立場から提言するというもの。パネリストとしては、ピースボートの水先案内人でもある大畑豊さん(非暴力平和隊)や、きくちゆみさん(グローバル・ピース・キャンペーン)なども参加される。詳細は下記のとおり。
 お問い合わせは、主催の『地球平和公共ネットワーク』まで。

「平和への結集」第1回シンポジウム〜危機に打ち勝つ平和運動を求めて〜
日時: 4月29日(木) 13:45〜21:00(13:00開場)
場所: 港区立芝浦港南区民センター区民ホール(TEL:03-3769-8864)
・JR田町駅から徒歩10分
・地下鉄三田線・浅草線三田駅から徒歩15分
参加費: 大人1500円 学生1000円(資料代)
主催: 地球平和公共ネットワーク
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[プログラム]
第1部 「危機を乗り越えるために、平和運動はどうすべきか?」
司会: 小林正弥(千葉大学、地球平和公共ネットワーク)
パネリスト: 内田雅敏(弁護士)/岡本厚(『世界』編集長)/金城睦(元沖縄弁護士会会長)/高田健(許すな!憲法改悪・市民連絡会)/富山洋子(日本消費者連盟)/武藤一羊(ピープルズプラン研究所)
第2部 「新しい平和運動の課題は何か?」
司会: 小林一朗(環境・サイエンスライター)
パネリスト: 上村雄彦(日本自立プロジェクト、10・7 ピース・ルネッサンス)/大畑豊(非暴力平和隊)/きくちゆみ(グローバル・ピース・キャンペーン)/櫛渕万里(ピースボート)/佐々木寛(新潟国際情報大学)/星野ゆか(CHANCE!pono2)
第3部 ディスカッション――「平和への結集」に向けて
司会: 小林正弥(千葉大学、地球平和公共ネットワーク)


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