PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.186 2月4日号
先週のピースボート
45回・46回クルーズで寄港のグアテマラへ「先遣隊」派遣
 1月26日から、スタッフの遠藤裕美、ロア・ノーレスト、助川紋子が、中米グアテマラを訪問している。
 これは、今年4月に出航する45回クルーズ、7月に出航する46回クルーズでのグアテマラ寄港に向けての「先遣隊」。現地では、オプショナルツアーや交流プログラムの実施に向けて、旅行社やNGOなどとのミーティングを行う。現在、中米最大のマヤ遺跡であるティカルを訪れるコース、インディヘナ(先住民族)の人々が集う市を見学するコース、インディヘナの人々と交流するコースなどを企画中だ。


今後のピースボート
紛争予防に関する国際会議・東北アジア地域協議会を開催
 2月6日から、東京・高田馬場において、中国、韓国、ロシアなどから参加者を迎えての、「東北アジア地域協議会 武力紛争予防における市民社会の役割」と題する国際会議が開催され、ピースボートがそのコーディネートの一端を担う。
 2005年、コフィ・アナン国連事務総長の呼びかけにより、ニューヨークの国連本部に世界各国の政府やNGOが集う「紛争予防に関する国際会議」の実施が企画されており、現在世界の各地でそれに先立っての準備会議が行われている。今回の「東北アジア地域協議会」もそのひとつ。ピースボートのほか、アジアの平和NGOが参加するネットワーク「アジア平和連合」がコーディネーターを務め、朝鮮半島問題、中国・台湾問題、日ロの北方領土問題などを抱える東北アジアの紛争予防に向けて、市民社会が果たすべき役割、そのプロセスについて意見を交換しあう。
 協議会に参加するのは、東北アジアの各地で活躍する研究者、NGO活動家に加え、国連経済社会理事会事務局NGO部長のアニファ・メズウィさん、欧州紛争予防センターのパメラ・マティンデさんら。高田馬場での「東北アジア地域協議会」会期は6日から8日までの3日間となるが、ゲストらはこのほか7日に東京・千代田区で日韓の弁護士団体が主催するシンポジウム「東北アジアにおける国連NGOの役割と市民による平和構築を考える」(詳細はhttp://www.peaceboat.org/info/index.shtmlにも掲載)、9日に名古屋大学で行われるシンポジウム「平和構築におけるNGOの課題と経験」にも参加する予定だ。

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