PEACEBOAT PRESS CLUB


●NO.64 12月18日号
先週のピースボート
モロッコ・カサブランカ「先遣隊」が帰国
 12月15日、第33回ピースボート「地球一周の船旅」で寄港するモロッコへ、ツアー準備などのために訪れていた、スタッフの高田康弘、富士本英昭が帰国した。
 現地では、ピースボート初となるサハラ砂漠縦断ツアーの下見などのほか、交流ツアーの詳細について、受け入れ団体である「モロッコ人権同盟」(OMDH)との打ち合わせをおこなった。OMDHは、モロッコの女性や子どもの人権問題に取り組む現地NGOで、ピースボートが1995年にモロッコに初寄港して以来、継続して受け入れを担当している。寄港当日は、OMDHの活動紹介のほか、「アラブ社会を知る」として、先住民族ベルベル人の踊りや音楽を紹介するイベントの開催、モロッコの一般家庭訪問などのプログラムを企画中だ。

第29回ピースボート「アジア未来航海」乗船者が北朝鮮報告会を開催
 12月17日、東京・高田馬場のシチズンプラザにて、第29回ピースボート「アジア未来航海」の乗船者有志らが、現地報告会「知ってるつもり!?北朝鮮」を開催、約80名が来訪した。
 「アジア未来航海」は、今年8月に実施された、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)を訪れるショートクルーズ。報告会では、同行したマスコミなどによる報道記事の掲示、ニュース番組のビデオ放映のほか、若者を中心とした参加者が、「食糧事情」「一般の人々」「歴史認識」「統一」の4つのテーマについて、自分の目で初めて見た「北朝鮮」について、率直な意見を述べ合った。また、クルーズに水先案内人として乗船した報道写真家の石川文洋さんも出席。スライド上映を交えて現地での体験を語った。  さらに、報告会の最後には、来年8月にピースボートが企画している、「南北朝鮮」を同時に訪れるクルーズの計画が発表された。


今後のピースボート
NHK教育テレビ『真剣10代しゃべり場』にピースボートスタッフがレギュラー出演
 ピースボートスタッフの草深比呂志(18)が、NHK教育テレビで毎週土曜日6時半から放送されている『真剣10代しゃべり場』に、レギュラーメンバーとして出演することが決定した。
 この番組は、さまざまな考え方を持つ10代の男女15名が集まり、メンバーの提案によって設定されるテーマに沿って討論しあうというもの。草深の出演は12月23日放送分からで、この日のテーマは「オンナって得? それとも損?」。ゲストに映画監督の岩井俊二さん、作家の中村うさぎさんを迎える。

東ティモールでの「ピースボートボランティア」参加メンバーが報告会を開催
 現在、「ピースボートボランティア(PBV)」の一員として、東ティモールでボランティア活動に参加しているピースボートスタッフ2名が12月中旬に帰国、以下の日程で報告会を開催する。
 ひとつの寄港地に長期滞在して、現地NGOの活動などに参加しようという「PBV」は、援助物資などを船で届けるだけにとどまらない、もっと継続的なサポートを目指して、今年から立ち上がったプロジェクト。その「第一期生」として、5名のスタッフが今年夏の「南十字星クルーズ」に参加、寄港地のひとつ東ティモールで下船して、市場調査、職業訓練学校運営、学校や教会施設の整備など、現地NGOの活動に参加していた(3名はすでに帰国)。

◆ピースボートボランティア現地報告会「東ティモールは熱かった。」
日時:12月23日(土) 14:00〜16:00
場所:ピースボート東京事務局(高田馬場駅下車徒歩7分)
参加費:500円(東ティモール援助基金に充てさせていただきます)
お問い合わせ:ピースボート東京事務局(Tel:03-3363-7561、ウェブサイトからのお問い合せはこちら 担当:田中)

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