10月7日   ▼パン教室
朝・昼・夜の毎食レストランに並ぶパン。それらを毎日提供してくれるキッチンスタッフ柴田さんを先生に「パン教室」が開催されました。抽選で選ばれた30名の参加者たちは、「フロマージュ」と呼ばれるパン作りに挑戦。生地作りから始まり、焼き上がったらアツアツ自作のパンでティータイム。
パン作りを教えてくれたのは、菓子作り14年、パン作り7年のキッチンスタッフ柴田正さん。これまで、ホテルなどで勤務してきたが洋上での仕事は今回で2回目。毎日の朝・昼・夜、レストランに並ぶパンは柴田さん含め2人のスタッフで担当しているという。材料、そしてそれぞれの分量について紹介してもらったら、「フロマージュ」作りの始まり。
生地の材料を混ぜ合わせ、続いて柴田さんが事前に仕込んだ生地を50〜60グラムずつに切り分け丸く整形。「丸めればいい」なんて口で言うのは簡単で、けれども各人が整形した生地を並べると見事にその大きさ、形が違うからおもしろい。両手で同時に丸めてゆく柴田さんの姿に、ついつい見とれてしまいました。
丸めた後約1時間かけ発酵させておいた生地の中に、クリームチーズを入れ、その上にさらに生地をかけた。この生地、焼き上げるとクッキーの様にサクサクに。その食感がたまらないのです。
いよいよ焼く作業。普段は足を踏み入れることのないキッチン内へ、自分で作った大切なパンと一緒におじゃま。すると現れたのがこの大きなオーブン。180℃〜220℃で約20分焼き上げればいよいよ完成。
焼き上がったばかりのパンで30人の秘密のティータイム。自分で作っただけに、そのお味はやっぱり格別?
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