11月28日  ▼たっぷりイースター島
約1000体ものモアイが点在するイースター島は、チリの海岸から3800km、タヒチから4000km、いちばん近くの島までも1900kmと文字通りポツンと浮かぶ島。
遠く何かを見つめるように立つモアイ、突如としてその作業が止まってしまったかのようなモアイの石切場など、人々がその魅力に惹かれて止まない、さまざまなモアイを見学し、この地の悠久の歴史を感じた。
イースター島を守る人々
過去にはモアイを運ぶために木が切り出され、そして近年では外部から持ち込まれた動植物によって、荒れ果ててしまったイースター島の大地。かつて緑に覆われていたそこには今、ほとんど木も生えていない。
このコースでは、ラパヌイ(イースター島)国立公園を管理するCONAF(チリ国立森林公社)が行っている、ふたたびこの地に緑を取り戻すための活動を見学した。
石で円を描くように築いた囲い「マナバル」は、風と強い日差しを防ぎ、やせてしまった土地でも植物が育つための工夫。一度はこの地で絶滅した「トロミロの木」も先の方法を用いての再生植樹が実行されたという。その中には以前、ピースボートが訪問した際に植樹したものもあって、生育は順調の様子。最後にイースター原産『マルタルの木』を植樹し、この地の「緑に覆われた」未来図を願った。
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