厦門大学で学生交流
広大なキャンパスで、2万人もの学生たちが学ぶ厦門大学。そんな、中国でも有数のマンモス大学の学生さん達とたくさんのおしゃべりと、スポーツによる交流を楽しみました。
大学に一歩足を踏み入れると、バスで通ってきた、古い建物とアーケードの並ぶ厦門市内とはうってかわり、丁寧に舗装された歩道、芝生や街路樹、白亜の高層ビルが私たちを出迎えてくれました。4車線はありそうな広い歩道に、ゴミが一つも落ちていなかったのが印象的。
まずは構内見学。かつてここで教鞭をとったことがある作家・魯迅の記念館のあとは、そして食料品や文房具が販売されているスーパーへも。「両替したものの、物価が予想以上に安くてお金があまりそう」なんて人たちがスーパーで必死に買い物していました。
いよいよスポーツ大会。今回の種目はサッカー、バスケ、卓球、バレーボール。それぞれ種目別に分かれ、「君も卓球やるの?」なんて話題から自己紹介が始まる。そうそう、学生さんの大半は「日本語学科」の生徒ということもあり、コミュニケーションはバッチリ。
卓球の試合風景。『卓球大国』だけにそのレベルは高いのかと思いきや、大半は小学校の時に少々かじった程度なんだとか。いっぽう、サッカーやバレーボールには、学内のクラブで活躍する学生が参加していて、ピースボートチームは大苦戦でした。。
最後は日中混合の綱引き大会。船から持ってきた太鼓や扇子も登場して、応援にも熱が入る。周りで見ていた学生の飛び入り参加もあって、にぎやかな綱引きとなりました。勝敗は??みんなあっちのチームに入ったりこっちのチームに入ったりで誰が勝ちか、負けかなんてすっかり分からなくなってしまいました。
(小林)
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