ご家庭の晩ごはん交流
日本のすぐそこにある「お隣さん」中国。ところが、そこの人たちがどんな暮らしをしているかは、あまり知る機会がないのが事実。8家庭、5名ずつに分かれて廈門のフツーの家庭におじゃましました。おいしい手料理と楽しいおしゃべりに大満足。
大通りからちょっぴり奥に入ると、昔ながらの家屋が並ぶ旧市街が現れた。おじゃまする白(ハク)さんのお宅はここから歩いてすぐ、築25年の3階建ての建物。そこでは家族7人にが一緒に生活していました。
中国では、お客さんを烏龍茶でもてなすのが礼儀。茶器の手際よい扱いに見とれていると、早速1杯目が注がれた。はじめ苦く、次第に甘みが増してくるこのお茶、聞いてビックリ、500グラム9000円の最高級「鉄観音茶」。おしゃべりしながらいただいて、気がついた頃には10杯以上飲み干していましたっけ。
幼稚園から帰ってきた祥如(ショウニョ)くんがバイオリンを披露。音色はともかく(!?)、わざわざ譜面を持ち出し、お父さん、おじちゃん、そして私たちの目の前で一生懸命演奏してくれる姿はとってもほほえましい。
お待ちかねの晩ごはんは、肉・魚介・野菜と様々な材料を使った色とりどりのお料理。中でも印象的だったのは「カエル料理」。ちょっとドキドキしながら食べてみると…ちょっと鶏肉にも似たさっぱり味でした?
食後に再び烏龍茶をいただき、ふくれたお腹もホッと一息。短い時間ではあったけど、「お隣さん」に暮らす人々の「フツー」の姿に触れることのできたひとときでした。
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