着付け教室(帯結び編)/古今亭菊千代(落語家)
落語家の古今亭菊千代さんは、そのお仕事柄もあって、「ほとんど毎日着ている」という着物愛好者。帯の結び方もいろいろ変えて楽しんでいるそうです。「洋服のようにその日の気分でいろいろとね。そんなに堅く考えないで気楽にできるもの。例えば、ちょうちょう結びを自分で好きなようにアレンジすればいいの。古い形に捕らわれないで自由に結んでみれば、ほら、簡単でしょ。」そんな言葉に感化された若い人からご年輩の方まで約30名は、帯一本を相手に大奮闘。
わずか30分の企画にもかかわらず、その結果、参加した全員が見事結べるようになりました。「着物だからって身構えないで。こんなにも楽に、そして簡単に着れるということをこれからも教えてゆきます。どんどんズルをしちゃいましょうね(笑)」とペロッと舌を出すカワイイ菊千代さんでした。
(真家)
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