ビクトリア[セイシェル]
 
こんな国
・国名
 セイシェル共和国 Republic of Seychelles
・ことば
 フランス語が変化したクレオール語、英語、フランス語。公共の場では英語かフランス語を使うことが多い。
・歴史
 古くからアラブ商人などが来航していたが、ヨーロッパとの接近は16〜17世紀。16世紀までは人が住んでいなかったといわれるが、17世紀にフランス支配下でヨーロッパからの移民が開始され、アフリカから多数の奴隷が連行された。1815年に英領に移行。直轄植民地となったあと、1976年に「セイシェル共和国」として独立。翌年、クーデターにより社会主義政権が成立する。しかし、93年には新憲法が制定され複数政党制となった。独立以来、一貫して非同盟主義をとる。

マヘ島一日観光
カワイイ白い時計台を中心に広がるビクトリアの町並みを散策し、特産の紅茶畑を眺めながらマヘ島をひとめぐり。植物園では、不思議な形の実をつけたココ・デ・メール(双子椰子)や豊かな熱帯植物、ゾウガメ、フルーツバットなどが迎えてくれた。

グラスボートツアーと「宝島」散策
OLVIA号が着岸した埠頭で小型ボートに乗り換え、海洋国立公園へ出発。グラスボトムボートで海中見学や魚の餌付けを楽しんだ後は、「海賊の宝が眠っている」という伝説の残るモイエンヌ島を散策。大雨にたたられこそしましたが、色とりどりの魚たちとの出会いと、ちょっぴり冒険心をくすぐられるそんなコースでした。
(逸見)

アフリカを感じて
人口7万人の小さな島国セイシェル。17世紀以降、フランス、イギリスの支配により、アフリカをはじめとする地域から多くの人々が『奴隷』として連れてこられた歴史があります。独立した現在でも、その子孫が人口の大半を占め、様々な文化が混然一体となる中、自分達のルーツや・文化を守っていこうとするアフリカ系セイシェル人のNGO『AFA』(African Friendship Association)の方々と交流会を行った。アフリカンミュージックに身を任せ、ひたすら踊る、そんな全身でアフリカを感じる1日でした。

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