日本土産話と講談〜大人の本気がこう変える〜/宝井琴嶺(講談師)
「東京芸術座」で役者修行の後、45歳で講談師の世界へ。現在では「真打ち」として活躍されるのが、バルパライソから乗船された講談師の宝井琴嶺(きんれい)さん。颯爽と着物姿で現れると、まずは日本を離れすっかり「浦島太郎さん」になってしまった参加者へ、「今の日本」の話題を提供してくれた。
森首相の後任者、春の高校野球、桜の咲き具合など話題は多岐にわたり、すでに約3ヶ月間日本を留守にしている参加者は興味津々。さらに、続いて行われた子育てにまつわる「講談」には、みんなナットク顔でした。
次の寄港地イースター島で下船されてしまう宝井さんですが、その短い期間にも関わらずお弟子さんをとり、これから毎日『朗誦(ろうしょう)』の修行を行うのだとか。落語に続き、またまた船内で新たな芸を見つける人が現れるのか?結果は乞うご期待!
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